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19日の中国本土市場概況:上海総合2.6%高で急反発、金融株が相場けん引

10月19日(金)16時48分配信 フィスコ

19日の中国本土市場は大幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比64.05ポイント(2.58%)高の2550.47ポイントと反発した。上海A株指数も上昇し、67.09ポイント(2.58%)高の2671.08ポイントで取引を終えている。

金融当局の「口先介入」が相次ぐなか、投資家のセンチメントが改善する流れ。メディア各社は19日、中国人民銀行(中央銀行)、中国証券監督管理委員会(証監会)、中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)の各トップの発言を報道した。うち人民銀の易綱総裁は、「株式市場のバリュエーションは現在、歴史的な低水準にある」と述べている。足元の株価下落は投資家心理によるもので、「中国経済の良好なファンダメンタルズと一致していない」との見解を示した。また、経済・金融担当の劉鶴副首相も19日、株式市場のセンチメント改善に向けて発言した。

悪材料の出尽くし感も強まる。取引時間中に公表された中国の7~9月GDP成長率は予想を下回り、前四半期に続き減速した。ただ、今回の指標悪化は直近の下げである程度は織り込んでいる――との見方が優勢となっている。指数は約3年11カ月ぶりの安値を切り下げて推移していたが、指標の発表後、急速に下げ幅を縮小。後場に入り上昇に転じ、一段高で終えた。

金融株が相場をけん引。招商銀行(600036/SH)が4.7%高、中国農業銀行(601288/SH)が3.0%高、中国太平洋保険(601601/SH)が8.3%高、中国平安保険(601318/SH)が5.1%高で引けた。消費関連株やインフラ関連株、資源・素材株、ハイテク株、不動産株など全セクターが上昇している。

外貨建てB株の相場も値上がり。上海B株指数が6.10ポイント(2.38%)高の261.76ポイント、深センB株指数が13.57ポイント(1.61%)高の856.60ポイントで終了した。

【亜州IR】

《FA》
株式会社フィスコ

最終更新:10月19日(金)16時51分

フィスコ

 

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