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原油価格の高騰がオーナーに与える悪影響

10月18日(木)20時00分配信 不動産投資の楽待

(写真© kelly marken-Fotolia)
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(写真© kelly marken-Fotolia)
こんにちは! 埼玉サラリーマン大家です。

最近の傾向として、原油価格が徐々に上昇しています。ガソリン価格が上がっていることでも実感できますよね。1年前は1バレル50ドルくらいだったのが、今では75ドルくらいです。1年で50%も上昇したことになります。ガソリンが高くなるのも納得できます。

それに伴って、さまざまな影響が出始めています。いろいろな商品の値上げがニュースでも報じられていますね。「え、こんなものまで?」という商品まで値上げの対象になっています。石油関連製品でなくても、輸送コストが上がることにも影響しているようです。

そんな中、大家さんにも影響のある商品で値上げがありました。壁紙などの価格改定です。退去の度に壁紙を新しくする大家にとっては、壁紙の価格改定は嫌ですね。ダイレクトに経費が上昇する要因となります。

先日、リリカラで10%、サンゲツで15~20%の価格上昇と発表がありました。壁紙はビニールクロスとも言われます。輸送コストも上昇していますし、原料は原油からの精製品ですから仕方がない部分もあります。あとは、この価格上昇がエンドユーザーまで波及するかどうかです。中には、施工業者が価格を据え置いてくれるところもあるかもしれません。

しかし、最安値の価格でやってくれる業者と付き合いをしている場合は、エンドユーザーへの価格転嫁が必要だと思います。薄利でやってくれているわけですから、価格上昇を吸収する余地なんてないはずです。私の場合も依頼した時の施工コストが上がることになりました。これは当然のことだと思います。

どのくらいの影響があるか計算してみます。

ワンルームや1Kの場合、だいたい壁紙を張り替える面積は20~50平米というところです。汚れている箇所によっても変わってきますが、平均して30平米だとします。私の規模だと57戸です。4年に1回退去するとしたら年間の退去数は14戸という計算になります。

影響額としては、14戸×30平米×100円=42000円となります。100円の価格転嫁があったとしても、年間で4万円くらいの影響だということです。年間の家賃収入が3000万円くらいですから、経費率にすると0.13%の上昇ですね。これくらいであれば、大きな影響は出ないでしょう。

ただ、今後もコスト増となるさまざまな価格改定が相次ぐかもしれません。そうなったときに、家賃の改定で入居者に価格を転嫁していくことは難しいのが大家です。ということは、価格改定があると泣きを見るのは大家になるのです。原油価格の上昇なんて、あまり関係がない気もしますが、実は大いに関係があるということですね。

※上記は、楽待新聞の実践大家コラムニスト、埼玉サラリーマン大家さんが執筆したコラムです。文章、写真、画像、イラストおよびデータ等上記記事は、執筆者の責任において作成されています。
埼玉サラリーマン大家

最終更新:10月18日(木)20時00分

不動産投資の楽待

 

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