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〔米株式〕NYダウ、もみ合い=ナスダックは反落(15日午前)

10月15日(月)23時39分配信 時事通信

 【ニューヨーク時事】週明け15日午前のニューヨーク株式相場は、サウジアラビアの反体制記者の失踪事件でサウジと西側諸国の対立が懸念される中、もみ合いとなっている。午前10時35分現在は、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前週末終値比27.67ドル高の2万5367.66ドル。一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は57.89ポイント安の7439.00。
 トルコにあるサウジアラビア総領事館で著名なサウジ人記者ジャマル・カショギ氏が行方不明になった問題で、トランプ米大統領は、サウジ当局によるカショギ氏殺害が事実なら「厳しい処罰を加える」と表明。これに対し、サウジ政府は国営通信を通じ、「経済制裁や政治的圧力による脅しは完全に拒否する。何らかの行動が加えられれば、それより大きな行動で対抗する」と警告。サウジと西側諸国の対立が深まっていることから、地政学的リスクへの警戒感が広がっており、株価の上値を抑えている。トルコとサウジの合同捜査チームは15日にも総領事館の捜索を開始する見通しだ。
 また、米企業決算シーズンが本格化する中、米中貿易摩擦による影響が懸念されていることも、投資家心理を圧迫している。
 朝方発表の米経済指標に対する市場の反応は限定的。9月の小売売上高は前月比0.1%増と、市場予想(ロイター通信調べ)の0.5%増を下回った。一方、10月のニューヨーク州製造業景況指数は21.1と予想の19.0を上回った。
 個別銘柄を見ると、シアーズ・ホールディングスが16.0%安と急落。同社は15日、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用をニューヨークの裁判所に申請したと発表した。このほか、マイクロソフトやアップルも軟調に推移している。一方、JPモルガン・チェースやウォルト・ディズニーは堅調に推移。(了)

最終更新:10月15日(月)23時39分

時事通信

 

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