ここから本文です

〔米株式〕ダウ続落、545ドル安=株安連鎖でリスク回避強まる(11日)☆差替

10月12日(金)5時57分配信 時事通信

 【ニューヨーク時事】11日のニューヨーク株式相場は、世界的な株安連鎖で投資家のリスク回避姿勢が強まる中、原油先物価格の下落も重しとなり、大幅続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均の終値は前日比545.91ドル安の2万5052.83ドルとなり、急落した前日と合わせた下げ幅は1377ドルに達した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同92.99ポイント安の7329.06で引けた。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億2398万株増の12億4663万株。
 米長期金利の上昇による企業業績の悪化懸念を背景にした前日の米株相場の急落を受け、この日はアジアや欧州でも軒並み株価が下落。世界的な株安連鎖となる中、ダウも軟調地合いを引き継ぎ、前日に続き全面安となった。
 朝方発表された9月の米消費者物価指数(CPI)が前月比0.1%上昇と市場予想を下回ると、インフレ高進や金利高に対する過度の懸念が後退。前日に売り込まれたハイテク株などに買い戻しが入り、ダウは序盤にプラス圏に浮上した。しかし、原油先物価格の下落を眺めた売りなどに圧迫され、間もなくマイナス圏に沈んだ。
 米企業決算の発表シーズンを前に米中貿易摩擦の影響懸念もくすぶる中、中盤は不安定に推移。その後、下値のめどとされやすい200日移動平均を割り込んだことをきっかけに売りが加速し、ダウは一時、698ドル安を付けた。
 市場関係者からは「(前日の急落の引き金となった)金利上昇が落ち着けば、米株相場も落ち着きを取り戻すだろう。中長期的に見てトレンドが変わったとは思わない」(準大手証券)との声が聞かれた。
 個別銘柄(暫定値)は、シェブロンが3.4%安、エクソンモービルが3.5%安、トラベラーズが3.0%安、スリーエムが2.7%安、アマゾン・ドット・コムが2.0%安、JPモルガン・チェースが3.0%安。ツイッターは0.8%高、フェイスブックは1.3%高。(了)

最終更新:10月12日(金)9時27分

時事通信

 

【あわせて読みたい】

【PR】Yahoo!ファイナンスからのお知らせ

ヘッドライン