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明日の戦略-配当落ちを埋めて8日続伸、24000円台回復で先高期待が高まる

9月26日(水)16時34分配信 トレーダーズ・ウェブ

 26日の日経平均は8日続伸。配当落ちの影響から下落スタートとなったが、寄り付き直後を安値に下げ幅を縮小。前引け間際に強い買いが入って前場は小幅なプラスで終えた。後場は前日終値近辺から始まった後はじり高の展開。1月以来約8カ月ぶりに24000円台に乗せた。その後は24000円近辺での小動きが続いたが、前場同様に引け間際に買いの勢いが強まり、高値引けとなった。一方、自動車株や金融株に下落したものが多く、TOPIXは値を戻したものの、小幅安で終えた。東証1部の売買代金は概算で2兆9600億円。業種別では騰落率上位は石油・石炭、精密機器、水産・農林、下位は海運、銀行、その他金融となった。8月度の月次が好調であったレントラックスがストップ高比例配分。反面、菅官房長官が「ギャンブル依存症対策」に乗り出すとのメディア記事が材料視され、ユニバーサルや平和、セガサミーなど遊技機関連が大幅安となった。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1049/値下がり918と買いが優勢。後場に入って値上がりが値下がりを上回った。証券会社の目標株価引き上げを受けて昭和電工が大幅高となり、黒鉛電極関連として東海カーボンも連れ高した。口腔咽頭カンジダ症治療薬の国内製造販売承認取得を発表したそーせいグループが急伸し、マザーズの上昇をけん引。上方修正と増配を発表したセントラル警備保障がストップ高まで買われた。エンシュウも上方修正が好感されて値を飛ばした。一方、新たな検査不正が発覚したと伝わったスズキが大幅安。下方修正を発表したわらべや日洋が急落した。新株予約権を発行すると発表したアンジェスはストップ安まで売られる場面があるなど値を崩した。本日ジャスダックに新規上場したブロードバンドセキュリティの初値は持ち越しとなった。

 日経平均は終値で24000円台を回復した。93円高で終えているが、配当落ち分(約155円程度)を加味すると、実質200円超の上昇となり、かなり強い動き。重要イベントの前に節目に乗せてきたことも好感できる。終値で23000円台を回復したのが9月14日で、そこからわずか6営業日で1000円上昇した。ここから上は、1月23日につけた年初来高値の24129円(終値ベースでは24124円)がテクニカル面でのポイントとなる。あすポジティブな反応が出てくればあっさり超える可能性もあり、そうなれば日本株も新たなステージに突入する。

 あすに関しては、FOMCの結果とパウエルFRB議長会見を受けた米国株および為替の動向に大きく振らされる展開が想定される。ただ、米国の9月の利上げに関しては織り込み済み。現状では米国株急落と円高のダブルパンチといったネガティブシナリオとならない限り、日本株は好地合いが継続する可能性が高い。また、日米首脳会談も注目材料。きょうは配当落ちや個別の不祥事の影響があったとはいえ自動車株などは弱く、不安材料のあるセクターまで先回りで買うような流れにはならなかった。ただ見方を変えれば、首脳会談を通過して自動車株に買いが入るようなら、全体もさらに上を試す展開が期待できる。自動車や金融など、きょうの動きがさえなかったセクターに変化が出てくるかに注目しておきたい。
小松

最終更新:9月26日(水)16時34分

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