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アジア為替見通し=ドル円、米中貿易戦争と日米通商協議への警戒感で伸び悩む展開か

9月24日(月)8時00分配信 トレーダーズ・ウェブ

 21日のニューヨーク外国為替市場のドル円は、ポンド円の下落を受けて上値が重い展開となる112.50円付近まで弱含んだ。ユーロドルは、ディマイオ伊副首相の発言「仮に来年、赤字が拡大しても問題はない」を受けて1.1733ドルまで弱含んだ。ポンドドルは、メイ英首相の緊急会見で、英国とEUの溝が改めて浮き彫りになり「合意なき離脱」への警戒感が強まったことで1.3056ドルまで下落した。

 本日のアジア市場のドル円は、日本や中国が休日で閑散取引の中、米中貿易戦争の激化懸念や日米通商協議への警戒感などから上値が重い展開が予想される。
 本日、トランプ米政権は、対中制裁関税第3弾(2000億ドル・10%)を発動し、中国も報復関税措置(600億ドル)を打ち出す。今後の進展次第では、対中制裁関税第4弾(2670億ドル)の可能性も示唆されており、中国側は、報復措置として米国債の売却に乗り出しつつある。
 本日は、第2回日米通商協議(FFR)が茂木経済財政相とライトハイザー米通商代表部(USTR)代表の間で行われ、26日の日米首脳会談に向けた日米貿易不均衡是正圧力への警戒感が高まることになる。
 日米通商協議では、自動車関税(25%)や対米自動車輸出規制などが協議される、との観測報道もあり要警戒か。
 また、今回の日米首脳会談では、トランプ米大統領が安倍首相のゴルフの誘いを断った、と報じられており、農産物や自動車、さらに、ドル安・円高への言及に要警戒となる。
 ドル売りオーダーは112.90円、113.00円、113.10-20円(上抜けるとストップロス買い)、113.50円に断続的に控えている。
 ドル買いオーダーは、112.20円(割り込むとストップロス売り)、112.00-10円、111.70-90円、111.50円に断続的に控えている。
 テクニカル分析では、一目均衡表の三役好転で強い買いシグナルが点灯しているものの、本日は、雲が交差する「変化日」の可能性に要警戒となる。すなわち、雲の「先行スパン1」が「先行スパン2」を下抜ける交差が発生し、「買いの時代」から「売りの時代」に移行する可能性が示唆されていることで要警戒か。
 ユーロドルは、25日の欧米通商協議や27日までに公表予定のイタリアの2019年度予算案を控えて動意に乏しい展開が予想される。
山下

最終更新:9月24日(月)8時00分

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