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【来週の注目材料】利上げは確定的、注目はドットプロットと声明内容に~米FOMC

9月22日(土)17時30分配信 KlugFXニュース

 来週の注目は今年3回目の利上げが見込まれる米FOMC(米連邦公開市場委員会)です。

 9月25日、26日に開催されるFOMC。
今回のFOMCでは0.25%の利上げが見込まれており、現行の1.75%-2.00%から2.00%-2.25%へ、政策金利であるFF金利翌日物誘導目標が引き上げられる見込みです。

 市場では完全に織り込みが済んでおり、利上げ自体に波乱要素はほぼないとみられます。

 注目はFOMC参加者による経済成長・失業率・物価(PCEデフレータ)・政策金利の予想(プロジェクション)。この中でも特に各参加者の年末時点での政策金利予想をドットで示したドットプロットが注目されます。

 今回予想通り利上げが行われた場合今年3回目。前回ドットプロットが示された6月のFOMCでは
1.75%-2.00%が2名(今回利上げすると、水準的にこれはなくなります)
2.00%-2.25%(要は今回で打ち止め)が5名、
2.25%-2.50%が7名
2.50%-2.75%が1名で、
年4回(おそらく12月)が大勢となりました。

 2.00%-2.25%見通しを示した5名がそのまま維持すると7名で2.25%-2.50%と並びますが、メンバー自体が変わっていることや、新しく先月元PIMCOのクラリダ氏がFRB副議長として加わっていることから、そのままの計算というわけにはいきません。

 おそらく2.25%-2.50%の見通しを示していたダドリー前NY連銀総裁(FOMC副議長)が抜け、ウィリアムズ前SF連銀総裁がNY連銀の総裁(FOMC副議長)となっていますが、ウィリアムズ氏も2.25%-2.50%予想とみられ、こちらは変化なし。
 ウィリアムズ氏の後任にはデイリーSF連銀副総裁(調査部長)が10月1日付で就任しますが今回のFOMCには間に合いません(間に合った場合はSF連銀は今年投票権がありますので、FOMC自体の投票まで出来ました)。
 彼女は比較的ハト派といわれているだけに2.00%-2.25%が増えていた可能性があります。
 クラリダ副議長は中立派として知られており、おそらく2.25%-2.50%と予想されます。

 なお、前回のドットプロット後の雇用や物価の状況、FRB関係者の発言動向から
2.00%-2.25%見通しを示した5名がそのままの可能性も低そう。前回1.75%-2.00%を示した超ハト派の二人が2.00%-2.25%へスライドするのはともかく2.00%-2.25%から何名が2.25%-2.50%へシフトしているのかあたりが注目材料となりそうです。

 また、声明の内容にも注目が集まります。

 前回利上げを決めた6月のFOMCでの声明、また前回7月31日8月1日のFOMCでの声明で示された金融政策の運営姿勢は引き続き緩和的の文言に変更があるかが最大の焦点。

 インフレターゲットを超える水準の政策金利を緩和的と表現してくるのか、表現をより強気に変化させてくるようだと、ドル買いの期待が広がります。

minkabuPRESS編集部山岡和雅

最終更新:9月22日(土)17時30分

KlugFXニュース

 

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