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株式明日の戦略-地合いの変化が感じられた一週間、イベントをこなしながらも上昇は継続か

9月22日(土)1時30分配信 トレーダーズ・ウェブ

 今週の日経平均は全勝で、先週に続いての大幅高となった。24000円には乗せられなかったが、年初来高値の24124円(終値ベース)も射程圏内に入ってきた。今の上昇は買われる銘柄の数が多いことが特徴的で、東証1部の値上がり銘柄数は6営業日連続で1000を超えている。日経平均が2円高にとどまった20日も1090銘柄が上昇した。また、きょうは三連休前で手がけづらさもある中で、売買代金も膨らんだ。薄商いの中でファストリやソフトバンクなど寄与度の大きい一握りの銘柄が上昇をけん引していた時とは雰囲気が全く異なる。急ピッチの上昇ではあるが、もみ合いを上放れる時にはこういった動きは出るもので、昨年も20000円どころでは結構もたついたが、節目を明確に突破した後は強い買いが入り、年末にかけて右肩上がりの基調が続いた。そして昨年も動きが出始めたのは9月の後半あたりからである。同様のラリーが実現するのであれば、27000円~28000円あたりまでの上昇は十分期待できる。地合いは大きく変わったとみておいた方が良い。


【来週の見通し】
 堅調か。今週に続き来週も4日立ち会いで、週明けは海外市場の2日分の材料を消化する。24日(日本時間では25日早朝)は日米の閣僚級貿易協議が予定されているほか、米政権の対中制裁関税発動予定日。そのすぐ後に日米首脳会談が予定されており、26日にはFOMCの結果発表およびパウエルFRB議長講演と、重要イベントが目白押し。9月の配当落ちもあり、指数の振れ幅は大きくなると考える。とはいえ、日米交渉に関しては、閣僚協議の後に首脳会談というスケジュールであるため、過度に悲観が高まるような展開は想定しづらい。FOMCも9月の利上げは織り込み済み。FRBは12月に関しては含みを残しつつ、柔軟なスタンスを採るといったメッセージを市場に届ける可能性が高い。仮にタカ派色の強い内容になったとしても、ドル高(円安)が見込まれることから、日本株には悪くない地合いになるだろう。多くのイベントを消化しながらも、足元の地合いの良さから好材料により強く反応し、上昇基調が継続すると予想する。


【今週を振り返る】
 強い動きとなった。前の週に日経平均が23000円台を回復したことで、センチメントが強気に傾斜。米政権は対中制裁関税第3弾の発動を発表したが、悪材料出尽くし感が強まり、世界的にも株高基調が強まった。国内では自民党総裁選で安倍氏が勝利したが、株式市場ではそれを織り込むかのように先回りの買いが入り、幅広い銘柄が上昇。為替も円安方向に振れる中、米国市場ではダウ平均が8カ月ぶりに史上最高値を更新と好材料が相次ぎ、連日の上昇で節目の24000円に迫った。日経平均は週間では約775円の上昇となり、週足では2週連続で陽線を形成した。


【来週の予定】
 国内では、日銀政策委員会・日銀金融政策決定会合議事要旨(7/30~31開催分)の公表、8月企業サービス価格指数(9/25)、黒田日銀総裁講演(全国証券大会)(9/27)、8月有効求人倍率、8月完全失業率、9月都区部消費者物価指数、8月鉱工業生産、8月商業動態統計(9/28)などがある。

 決算発表は、、ピックルス、あさひ(9/25)、ニトリHD、ニイタカ、西松屋チェーン、サツドラHD(9/26)、安川情報、スター・マイカ、ストライク、GameWith、オプトエレクトロニクス、ヒマラヤ、セキチュー(9/27)、トライステージ、ソーバル、アダストリア、ハローズ、トシンG、パレモ・HD、ハニーズHLD、DCM、テクノアルファ、大光、クラウディアH、パイプドH、ERIHD、ハイデ日高、スギHD、宝印刷、ケーヨー、ヤマシタヘルケア、日プロセス、ジャステック(9/28)などが予定している。

 海外では、日米閣僚級貿易協議、独9月Ifo景況感指数、米8月シカゴ連銀全米活動指数(9/24)、FOMC(~9/26)、米7月S&PコアロジックCS住宅価格指数、米7月FHFA住宅価格指数、米9月CB消費者信頼感指数、米セールスフォース主催の開発者会議「ドリームフォース」開催(~9/28)、日米首脳会談(予定)(9/25)、パウエルFRB議長会見(経済見通し発表)、米8月新築住宅販売件数(9/26)、米4-6月期GDP確定値、米8月耐久財受注(9/27)、米8月個人所得・個人支出、米9月シカゴ購買部協会景気指数(9/28)などが注目される。

最終更新:9月22日(土)1時30分

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