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明日の戦略-失速もプラスは確保し5日続伸、三連休前でも売り圧力は限定的か

9月20日(木)16時28分配信 トレーダーズ・ウェブ

 20日の日経平均は5日続伸。小幅高の時間帯が長かったが、上値の重さも意識された1日。買い先行から早々に下げに転じたが、切り返してプラス圏に浮上。ただ前引け間際には失速して、前引けはほぼ横ばいとなった。後場はやや買いが優勢となり、自民党総裁選までは小幅高が続いていたが、結果が判明する直前では上げ幅を3桁に広げ、安倍氏の三選決定後には下げに転じるなど、荒い動きが見られた。値動きが落ち着いた後はプラス圏での小動きが続いたが、前場同様に引け間際には失速。それでも2円高とかろうじてプラスは確保した。東証1部の売買代金は概算で2兆9800億円。業種別では騰落率上位は、その他製品、銀行、鉄鋼、下位はパルプ・紙、空運、金属製品となった。任天堂が後場に上げ幅を広げて大幅高。スマホゲーム「Pokémon GO」で捕まえたポケモンを「Nintendo Switch」のゲームでも使用できるサービスを発表しており、業績期待が高まった。反面、臨床開発の中断を発表したそーせいは売りが止まらず、2日連続でストップ安比例配分となった。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1090/値下がり932と買いが優勢。米国で金融株が買われた流れを受けて三菱UFJや三井住友など銀行株が上昇。米中貿易摩擦への警戒が和らぎ、コマツや昭和電工、安川電機などが強い動きとなった。新作ゲームへの期待が高まったアカツキや、決算が好感されたファーストロジックが急伸。楽天との業務提携を解消し、楽天の保有株がバンナムに売却されることになったドリコムはストップ高比例配分となった。一方、証券会社の目標株価引き下げを受けて東京エレクやスクリーンなど半導体株が売りに押された。下方修正を発表した西松屋チェーンや、ゲームの不具合発生が嫌気されたグリーが大幅安。きのうまで2日連続ストップ高のTATERUは大幅高から一転大幅安と荒い動きとなった。

 終日方向感は定まらなかったものの、日経平均は5日続伸。自民党総裁選の開票タイミングで上下に振れたが、結果判明後に下げに転じながらも売り加速とはならなかった。きのう安値引けで、きょうも上値が重かったにもかかわらず下げなかったことから、あすは三連休前の週末でも売りが手控えられると予想する。米国株もしっかりした動きが続く中、来週のFOMC以降の株高への期待も高まりやすい。買われている銘柄を見ても、これまで物色の蚊帳の外にあった銀行株に脚光が当たるなど、全体の上昇が続く中で裾野が広がっている感もある。総裁選が終了して政策期待が高まりやすいことを鑑みると、そろそろ建設株なども見直されるのではないか。日経平均は先週終値で23000円台を回復したが、今週は一度も23000円を下回ることなく上昇が加速した。あす、大きく崩れることなく週を終えることができれば、市場参加者の多くが強気に傾きやすく、来週以降も堅調な地合いが続くと予想する。
小松

最終更新:9月20日(木)16時28分

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