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新興市場展望=好需給テーマ株狙う―1部主力株の値動きにほんろう、不安定な動き続く

9月15日(土)8時42分配信 モーニングスター

現在値
タテル 410 -23
メルカリ 2,835 -51
チームスピ 3,465 +155
弁護士DC 3,145 -20
エクストリ 4,010 +595
 マザーズ指数が再び1000ポイント割れとなるなど、新興市場は不安定な値動きとなっている。日経平均株価が2万3000円を回復するなど東京市場全般は力強い動きだが、小型株市場には資金が巡っていない。ただ、地合い自体は特別悪いわけではない。

 マザーズ指数は一部の主力銘柄の寄与度が高くなっているため、市場動向よりもメルカリ <4385> などの値動きに大きな影響を受けている。足元でマザーズ指数の足を引っ張っている犯人はメルカリで、CYBERDYNE(サイバダイン) <7779> など、指数寄与度の高い銘柄にも下値を模索するものが目に付く。

 一方でソーシャルゲームのエクストリーム <6033> は急騰後も高値圏で頑強な値動きをしており、メドピア <6095> や弁護士ドットコム <6027> なども上値追いとなっている。「マザーズを買う」感覚で主力級銘柄に参戦すると、小型株とは思えないほどの需給悪に苦戦することになるが、需給面とテーマ性を重視して選別すれば、十分に妙味はある。

 人工知能関連で躍進の続くロゼッタ <6182> 、業績好調のイトクロ <6049> 、買い取り専門店で有力ファンドも買うSOU <9270> あたりに狙い目がありそうだ。直近IPO(新規上場)では猛烈な調整で短期売りが一巡した8月上場のチームスピリット <4397> にはまだ戻り余地が大きそうだ。

 今週IPOした不動産2案件は、初値形成後に恐ろしいほどの急降下となった。TATERU <1435> など、不動産業界に問題が続出していることで資金の逃げ足が速かった。来週もIPOは20日に2社同日上場の予定。保育所運営のテノ.ホールディングス <7037> (サービス)はテーマ性が強く、事前の評判は上々。今週の2案件のような展開にはならなそうだ。(小泉健太)

提供:モーニングスター社

最終更新:9月15日(土)8時42分

モーニングスター

 

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