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〔NY外為〕円、112円台前半(14日)

9月15日(土)6時18分配信 時事通信

 【ニューヨーク時事】週末14日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の上昇や堅調な米経済指標などを受けて円売り・ドル買いが優勢となり、円相場は1ドル=112円台前半に軟化した。午後5時現在は112円03~13銭と、前日同時刻(111円87~97銭)比16銭の円安・ドル高。
 米商務省が発表した8月の小売売上高は季節調整後で前月比0.1%増と、市場予想(ロイター通信調べ)の0.4%増を下回ったものの、7月は当初発表の0.5%増から0.7%増に改定された。また、ミシガン大学が発表した9月の消費者景況感指数(暫定値)は100.8と前月から上昇し、市場予想も上回った。さらに、米連邦準備制度理事会(FRB)が発表した8月の鉱工業生産指数は季節調整後で前月比0.4%上昇し、プラスは3カ月連続となった。これらの堅調な米経済指標を受けて、円売り・ドル買いが優勢となった。このほか、米長期金利が小幅上昇したこともドル買いを後押しした。
 ただ、米ブルームバーグ通信は14日、トランプ大統領が中国の知的財産権侵害に対し、2000億ドル(約22兆円)相当の中国製品に関税を上乗せする追加制裁の発動を指示したと報道。ムニューシン米財務長官らが貿易摩擦緩和に向けた協議再開を模索する半面、制裁を継続する意向も示したとみられることから、米中間の貿易摩擦激化への懸念が再燃。投資家のリスク警戒姿勢が幾分強まったため、安全資産とされる円の下値も底堅かった。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1617~1627ドル(前日午後5時は1.1685~1695ドル)、対円では同130円17~27銭(同130円81~91銭)。(了)

最終更新:9月15日(土)8時28分

時事通信

 

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