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株式明日の戦略-外部環境に一喜一憂が続く、あすも方向感に欠ける展開か

8月21日(火)20時49分配信 トレーダーズ・ウェブ

 21日の日経平均は小幅反発。米国株高よりも円高進行を嫌って売りが先行。新興国不安もくすぶる中、下げ幅を3桁に広げた。しかし、東京時間では円高が一服したことに加えて、上海株も上昇したことから押し目買いが入り、前場のうちに下げの大半を戻した。後場は上昇スタートとなり、上げ幅を3桁に広げる場面もあった。買い一巡後は伸び悩み、終盤にかけてはやや失速したが、引けでは20円高とプラスを確保して終えた。東証1部の売買代金は概算で1兆9200億円。業種別では医薬品、パルプ・紙、証券・商品先物などが上昇している一方、情報・通信、サービス、卸売などが下落している。東海カーボンや日本カーボン、昭和電工など黒鉛電極関連に見直し買いが入った。反面、菅義偉官房長官が講演で通信業界の改革について言及したと報じられたことを材料に、NTTドコモやKDDIなど大手通信株が後場に値を崩した。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり563/値下がり1455と売りが優勢。主力どころではファストリの強さが目立ったほか、アドバンテストや安川電機、TDKなどの動きが良かった。日経新聞の1面記事を手がかりに決済関連銘柄が物色され、フライトHDやメタップス、GMOPGなどが騰勢を強めた。レーザーテックや物語コーポが証券会社のリポートを材料に大幅高。月次好調のレントラックスが急伸した。一方、ユニー・ファミマが連日の大幅安。パナソニックや三菱商事が売りに押された。関西ペイントやダイヘンはリポートが売り材料となり大幅安。直近で急伸したジーンテクノや明治海運が一転して大きく売られる展開となった。

 外部環境に一喜一憂の展開が続いた。日経平均は為替や上海株の動向をにらみながら上下に振れ、引けでは小幅高。きょうもそうだが、足元では米国株高でも素直に買いで反応できない日が増えている上に、場中も不安定な動きが多く見られており、22500円が遠くなりつつある。TOPIXやジャスダック平均、マザーズ指数などは下げており、ここは踏ん張りどころ。あすも米中貿易協議を前に方向感は定まりづらいだろう。トランプ大統領が利上げ加速に対して否定的な見方を示したため、円安は進みづらいと見ておいた方が良い。ただし、ドル円が110円近辺を維持できていれば、下値も堅いと考える。テクニカル的には日経平均は26週線(22178円、8/21)がサポートになるかに注目したい。

最終更新:8月21日(火)20時49分

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