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株式明日の戦略-イベント前で閑散ムード、動きづらい地合いが継続か

8月20日(月)20時49分配信 トレーダーズ・ウェブ

 20日の日経平均は反落。序盤は先週末の終値近辺でもみ合ったが、次第に売りが優勢となり、下げ幅を3桁に広げた。上海株高を受けて押し目買いが入ったものの、プラス圏までは戻せず、前場は小幅安で終えた。後場は値動き自体がほとんどなく、マイナス圏で上値の重い展開。為替は円安に振れたものの、上海株が下げに転じたことを嫌気して、終盤にかけてはやや売りの勢いが強まった。東証1部の売買代金は概算で1兆6700億円と商いは極めて低水準。業種別ではその他製品、不動産、パルプ・紙などが上昇している一方、非鉄金属、倉庫・運輸、金属製品などが下落している。大型のプラント工事受注を発表した明治機械がストップ高。反面、今期の大幅減益見通しを発表した北川精機が大幅安となった。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり482/値下がり1550と売りが優勢。全体的に方向感に欠ける中、主力どころの多くは小動きであったが、任天堂の動きの良さは目立った。物色にもあまり色がなかったが、三井不や住友不、野村不など大手の不動産株には強い動きが見られた。証券会社のリポートを手がかりにオープンハウスが大幅高。優待導入を発表したショーエイコーポはストップ高まで買われた。一方、下げが大きかったのがユニー・ファミマで、11%超の大幅下落。SUMCOが大きく売られたほか、東京精密やディスコなど半導体株の一角が弱かった。あいHDや総医研HDは決算が失望材料となって急落。直近で荒い動きが続くエクストリームはストップ安となったが、売買代金は全市場のトップ10(ETFを除く)にランクインするなど市場の注目を大きく集めた。

 日経平均は反落。体感的には年末よりも閑散ムードが強く、ただ一日を空費したような相場であった。個別物色はあまり盛り上がらない一方で、動意づいた銘柄には資金が殺到する。それも中期的成長を見込んだ買いというよりは、その日限りのデイトレ銘柄として売り買いされている。先にさまざまなイベントが控えているため、ポジションを取りづらい局面ではあり、あすも似たような地合いが続くと考える。ただ、極めて商いが薄くなっているということは、次の材料待ちとも言え、今週はきっかけ一つで指数の動きが荒くなる展開も想定しておくべき。下に振れた場合は、8月13日の安値21851円や、16日の安値21871円が控える21850円どころがサポートとなるかが注目ポイントとなる。上に振れた場合は22500円どころをブレークできるかが注目点。急落の後に急騰、またはその逆といった展開も十分考えられることから、落ち着いた行動を心がけたい。基本的には優良銘柄の押し目待ち戦略が有効と考える。

最終更新:8月20日(月)20時49分

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