ここから本文です

新興市場展望=マザーズは下値模索―主力株に売り、不安定な相場続く、好決算機に割安是正の動きも

8月18日(土)8時07分配信 モーニングスター

現在値
ミクシィ 2,798 +69
アドウェイ 812 +5
ダブルS 5,180 -100
UUUM 9,980 +170
インフォコ 3,580 +90
 マザーズ指数が下値模索の展開となっている。13日に1000ポイントを割り込み、その後も軟調な推移。メルカリ <4385> が決算発表後に売られて指数を押し下げたことに加え、ミクシィ <2121> やそーせいグループ <4565> 、CYBERDYNE(サイバダイン) <7779> まで指数寄与度の高い主力株がことごとく決算後に売られている。トルコ情勢への不安感も根強く、不安定な地合いが継続してしまいそうだ。

 メルカリは16日に5日ぶりに反発したものの、リバウンドともいえないような重い値動きで、ミクシィやそーせいも決算発表後の動きが弱く、下値買いが入っていない。マザーズ指数の1000ポイント割れ水準でも買いが入らないほど地合いは悪く、時価総額の大きなマザーズ株への参戦にはリスクが残りそうだ。

 ただ、すべてのマザーズ銘柄の業績が悪いわけでない。ビッグデータ生成のダブルスタンダード <3925> は19年3月期業績予想の上方修正を行って株価が上場来高値を更新しており、アドウェイズ(ADWAYS) <2489> やUUUM <3990> なども決算を機に評価が高まっている。小型株全体への参戦意欲が低下している状況ではあるが、こういった銘柄には資金がより集まりやすくなっている。

 ジャスダックでは、原材料価格の上昇や人件費の増加に苦しむメーカー系企業もあるが、和井田製作所 <6158> やフルヤ金属 <7826> のように好決算評価で割安是正の展開に入る銘柄もある。インフォコム <4348> や東映アニメーション <4816> などは堅実な業績動向、株価動向が評価される局面だろう。

 来週は22日にチームスピリット <4397> が上場する。人気化が期待されるビジネスモデルである上、3週間ぶりのIPO(新規上場)。既存市場に停滞感が強まっていることもあって大量の初値買いを集める展開となりそうだ。(小泉健太)

提供:モーニングスター社

最終更新:8月18日(土)8時07分

モーニングスター

 

【あわせて読みたい】

この記事の関連銘柄ニュース

【PR】Yahoo!ファイナンスからのお知らせ

Yahoo!ファイナンス 優待特集

ヘッドライン