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株式明日の戦略-一時22000円割れも値を戻す、26週線より上で終われるか

8月17日(金)0時41分配信 トレーダーズ・ウェブ

 16日の日経平均は小幅続落。欧米株の下落を受けて大幅安スタート。22000円を割り込み下げが加速したが、中国商務次官が8月末に訪米して通商協議を行うと報じられたことから、下げ幅を急速に縮めてプラス圏まで戻した。後場に入ると前場の激しい動きとは一転して静かな展開。下げに転じて始まったものの、大きく売られることはなく、22100円台での小動きが長く続いた。終盤にかけてはやや強含み、プラスに転じる場面もあったが、上値も重く小幅安で終えた。マザーズ指数は下げ基調に歯止めがかからず、連日で年初来安値を更新している。東証1部の売買代金は概算で2兆5800億円と、荒い動きが出てくる中で商いは膨らんだ。業種別では銀行、証券・商品先物、電気・ガスなどが上昇している一方、石油・石炭、非鉄金属、化学などが下落している。売られる銘柄が多い中でメガバンク3行がそろってプラスで終えており、中でも三菱UFJが強い動きを見せた。反面、7月の月次がさえなかった松屋が大幅安となり、年初来安値を更新した。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり367/値下がり1673と売りが優勢。後場に買いが続かなかったこともあり、前場よりも値上がり銘柄の数は減った。ファストリやファナックなど値がさの一角が強かったほか、JTや武田などディフェンシブ性の強い銘柄に資金が向かった。米国事業の再編を発表した新日本科学や、上方修正を発表したがウォンテッドリーが大幅高。日本経済新聞で総務省が中古スマホの流通活発化を促す方針と報じられたことを手がかりに、日本テレホンや日本通信が物色された。一方、訪日外客数の伸び鈍化が嫌気されて、資生堂やファンケル、コーセーなど化粧品株が急落。ヤーマンや寿スピリッツなども弱く、インバウンド関連が幅広く売られた。原油価格の下落を受けてJXTGや富士石油が大幅安。月次が失望を誘ったイオンファンタジーはストップ安まで売られた。

 先週末の10日の後場に日経平均はユーロの急落を受けて大きく値を崩し、今週はトルコ情勢に振り回される展開が続いている。リラに関しては下げは一服しているものの、トルコの問題が解決したわけではない。他の新興国通貨の動きも荒くなっている上に、中国も警戒材料であるため、週末のあすは上値は重く、場中も不安定な地合いが想定される。今晩の欧米株が弱いようだと、値を崩した銘柄ほど見切り売りに押されるかもしれない。ただ、指数はリスクが強く意識された地合いの割には、先週末比では106円安(終値ベース)と、大きな下落とはなっていない。結果、チャートも崩れてはおらず、きょうの終値(22192円)は26週線(22162円、8/16時点、以下同じ)を上回っている。下には一目均衡表(週足)の雲上限(22112円)や、52週線(22033円)などが控えており、これらの節目を上回って終えることができるかに注目したい。体感的にはリスクオフだが、それでも値を保った動きが続いていれば、悪材料が払しょくされた際には、テクニカル要因が下支えとなり、強い反発が期待できる。

最終更新:8月17日(金)0時41分

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