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株式明日の戦略-リラ安一服も上海株安を警戒、当面は波乱相場が継続か

8月16日(木)1時29分配信 トレーダーズ・ウェブ

 15日の日経平均は反落。小幅高スタートも早々に失速し、じりじりと下げ幅を広げる展開。上海株安を受けて一段安となり、前場は85円安で終えた。後場は買いが手控えられる中で売りが加速し、200円超下げる場面もあった。ただし終盤にかけては押し目買いも入り、終値は151円安の22204円と、22200円台まで戻して終えた。マザーズ指数は2%超の下落で安値引けとなり、年初来安値を更新した。東証1部の売買代金は概算で2兆0400億円。業種別では海運、電気・ガス、水産・農林などが上昇している一方、パルプ・紙、ガラス・土石、金属製品などが下落している。上期大幅増益で配当実施や株式分割も発表したオーケストラHDがストップ高。反面、1Qの営業赤字が拡大したサイバーダインが14%を超える大幅下落となり、節目の1000円を割り込んで年初来安値を更新した。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり422/値下がり1618と売りが優勢。売買代金上位銘柄では、下げが続いていたスタートトゥデイに押し目買いが入ったほか、リクルートやNTTなど内需大型に資金が向かった。地合いが良くない分、材料のあった銘柄には資金が集中し、上方修正を発表したバンクオブイノベーションや上期大幅増益のホットリンクが急伸。好決算に加えて増配も発表した平山HDや、1Qの営業利益が通期計画を超過したMRTはストップ高まで買われた。一方、東海カーボンや昭和電工が大きく売られる展開。きのう決算で急騰したVテクノロジーが一転売りに押され、上げ分はほぼ帳消しとなった。ライドオンEXやアエリア、フィスコ、REMIXなどが決算を受けて大幅安。リニカルやツナグS、トレンダーズなどはストップ安。和心やワイヤレスゲートは連日のストップ安となった。

 日経平均は早い時間に高値をつけた後は、終日軟調な地合いが続いた。上海株安が下げの材料となった格好だが、押し目買い意欲の弱さを見ると、投資家の先行き警戒感は依然として強い。23日が米国の対中追加制裁関税の発動日で、トルコは21日から24日まで大型連休というスケジュール。もうしばらくは波乱相場が続くと見ておいた方が良いだろう。上げに浮かれず、下げにおびえずのスタンスで臨みたい。基本的には直近の決算で好内容が確認できた銘柄や、バリュエーション面で下値余地が限られる銘柄を仕込むに良い局面。ただ、マザーズ銘柄は要警戒。新興企業は総じて利益水準が低い分、先行投資などで費用負担が重くなると決算の見栄えが悪くなるが、それに対するネガティブ反応がすさまじい。決算発表一巡でここから先は売り込む材料は少なくなるが、急落した銘柄は戻り売り圧力も強いであろうし、証券会社のカバレッジが入っている銘柄はリポートを手がかりに再度売られる可能性もある。値ごろ感だけで押し目を拾いに行くのはまだ早い。

最終更新:8月16日(木)1時29分

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