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株式明日の戦略-後場急落でもみ合い下放れ、来週は神経質な地合いが続くか

8月11日(土)1時45分配信 トレーダーズ・ウェブ

 日経平均は後場に崩れて300円安。ユーロが大きく動き波乱を演出した。為替が株安を引き起こしたため、目先の株式市場は不安定な地合いが続きそうだ。為替市場では、トルコリラの下げが続いていることが注目を集めている。株式市場においてはなじみの薄い国かもしれないが、金利の高さと親日国という点で、債券や投信では、リラを絡めた商品は国内でも結構販売されている。そのため、それらの商品が投げ売りされるようだと、損失の穴埋めに日本株が売られる可能性があり、警戒を払っておきたい。日経平均は心理的節目の22500円を割り込んだ。25日線も下回っており、もみ合い下放れの格好となっている。ただ、週足で見るとまだチャートは大きくは崩れてはいない。来週は、26週線(22144円、10日時点、以下同じ)や52週線(21980円)がサポートとして機能するかに注目しておきたい。


【来週の見通し】
 弱含みか。決算発表がおおむね一巡して夏枯れ相場が意識されることや、米国の対中制裁関税発動日が8月23日に設定されたことなどから、積極的に上値を追うような展開は期待しづらい。米中および日米の通商問題も警戒される中、為替も相場のかく乱材料となり、神経質な地合いが続くだろう。一方、米国の株式市場およびファンダメンタルズが良好であることは下支え材料となる。来週は小売売上高や鉱工業生産など米国の指標発表が多く、これらがマーケットに一定の安心感をもたらす可能性が高い。前半はきょう10日の大幅安の余波が残って下を試すが、後半には落ち着きを取り戻して持ち直す展開を想定。戻りの方が緩慢になるとみる分、週間では弱めの展開を予想する。


【今週を振り返る】
 軟調となった。決算発表が本格化する中、ソフトバンクGの大幅高などもあり、週前半は堅調な展開。日経平均は22800円台に乗せる場面もあった。しかし、米国が中国に対して追加の制裁関税を発動すると表明し、これを嫌気して上海株が崩れたことから、楽観ムードが冷やされた。その後は日米貿易協議を意識しつつも底堅い動きが続いたが、10日はユーロの急落などから300円安と大きく崩れ、この日の下げが響いて週間でも下落となった。日経平均は週間では約227円の下落となり、週足では2週連続で陰線を形成した。
小針

最終更新:8月11日(土)1時45分

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