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ユーロ週間見通し:伸び悩みか、日銀緩和継続で大幅安の可能性低い

8月4日(土)16時13分配信 フィスコ

■弱含み、4-6月期ユーロ圏GDP成長はやや減速

先週のユーロ・ドルは弱含み。ユーロ圏4-6月期域内総生産(GDP)速報値はやや減速したが、7月消費者物価指数速報値の伸びが拡大し、ユーロ買いになった。しかし、米連邦公開市場委員会(FOMC)で景気やインフレ判断を上方修正し、さらなる段階的な利上げが必要としたことから、ユーロ売り・米ドル買いが優勢となった。取引レンジ:1.1560ドル-1.1746ドル。

■弱含みか、米国とユーロ圏の金利差拡大の思惑残る

今週のユーロ・ドルは弱含みか。米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明を受け、年内2回の追加利上げ観測を背景とするユーロ売り・ドル買いは継続しそうだ。先月開かれた欧州中央銀行(ECB)理事会で2019年夏まで利上げを見送る方針が追認されており、欧米中銀の金融政策スタンスの違いを意識した相場展開となりそうだ。

予想レンジ:1.1400ドル-1.1700ドル

■弱含み、ユーロ圏経済の減速や米中貿易摩擦などが嫌気される

先週のユーロ・円は弱含み。一時129円を下回った。日本銀行によるフォワードガイダンス導入など、強力な金融緩和を継続するための枠組み強化を受けて、円売りが一時広がった。その後、米中貿易摩擦激化への懸念が強まり、リスク回避的な円買いが強まった。ユーロ圏経済の減速もユーロ上昇を抑える一因となった。取引レンジ:128円64銭-131円15銭。

■伸び悩みか、日銀緩和継続で大幅安の可能性低い

今週のユーロ・円は伸び悩みか。欧州中央銀行(ECB)と米連邦準備制度理事会(FRB)との金融政策のスタンスの違いが鮮明になり、ユーロ・ドルはユーロ安に振れやすく、ユーロ・円の相場動向にも影響を与える見込み。ただ、日本銀行は大規模な金融緩和策を当面維持する方針であり、リスク選好的な円売りも一部で予想されるため、ユーロ安・円高が急速に進行する可能性は低いとみられる。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:128円00銭-131円00銭


《FA》
株式会社フィスコ

最終更新:8月4日(土)16時13分

フィスコ

 

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