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【これからの見通し】トランプ発言と日銀関連報道でかき回される、ドル高材料の再点検を

7月23日(月)15時55分配信 KlugFXニュース

【これからの見通し】トランプ発言と日銀関連報道でかき回される、ドル高材料の再点検を

 週末に日銀の7月決定会合で副作用への対応を検討、金融政策柔軟化などの観測報道が流れた。来週30-31日の日銀金融政策決定会合をあと1週間に控えて、市場に新たな話題が提供されている。週明けの市場では本邦長期債利回りが一時0.90%近くまで急騰し、日銀が指値オペで上昇を抑制する一幕があった。足元でも金利上昇の勢いが続いている。ドル円相場にとっては、先週末のトランプ発言に続いて売り圧力を喚起する材料となっている。新たな材料だけに、このあとの海外市場での反応には注意が必要となろう。

 一方で、お騒がせなトランプ米大統領の発言については、ひとまずドル売り反応は一巡したようだ。ユーロドルは週明けに1.1750レベルまで買われたあとは、1.17台前半での推移。円高圧力でユーロ円の上値が抑えられている面もあるようだ。今後、どんどんドル安が進むのかどうかには慎重に判断したい。先週前半にはドル高の相場展開だったが、ドル指数やユーロドル相場をみると、トランプ発言はちょうどその動きを戻すにとどまっている。ドル円の下落圧力が気がかりではあるが、再び強い米経済に基づいたドル高圧力についても再点検したいところだ。今週は金曜日に第2四半期の米GDP速報値が発表される。今後の米経済動向を占ううえでの恰好の材料だ。

 きょうは、米中古住宅販売件数(6月)が発表される。予想は年率換算545万件とほぼ前回の543万件と同水準の予想。そのほかでは、カナダ卸売売上高(5月)やユーロ圏消費者信頼感・速報値(7月)の発表が予定されている。NY時間にはブロードベント英中銀副総裁の講演が予定されている。取引終了後に米アルファベット(グーグルの持ち株会社)の決算が発表される。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

最終更新:7月23日(月)15時55分

KlugFXニュース

 

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