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新興市場展望=地合い改善も上値重く―月末ラッシュで短期資金はIPOへ

7月21日(土)8時07分配信 モーニングスター

現在値
ミクシィ 2,572 -2
メルカリ 3,795 +15
アクリート 1,465 +100
そーせいG 1,214 -11
弁護士DC 2,968 -187
 新興市場は上値の重い展開が続いている。日経平均株価は2万3000円回復が目前となっているが、マザーズ指数はまだ25日移動平均線も上回れずに推移。急落過程で信用買い残の消化が進まず、直近の戻りでヤレヤレの売りが上値を抑えている。今週は6社がIPO(新規上場)予定であり、これが短期資金の受け皿となりそうだ。

 マザーズ市場は現在、5月に上場したメルカリ <4385> と7月10日上場のMTG <7806> という時価総額上位2銘柄が上場したばかりで指数に組み入れられていないという、いびつな構造。

 例えば、ミクシィ <2121> やCYBERDYNE <7779> を売ってメルカリ、MTGに乗り換える動きがあると、指数にとって大きなマイナスの効果となる。メルカリの上場以降、この状態が続いているために指数が戻りづらい。

 信用取組はミクシィが6倍台で、そーせいグループ <4565> やサイバダインの買い残も消化が進んでおらず、今週も状況に大きな変化はなさそうだ。東証1部市場も日経平均主導の展開で個人投資家好みの銘柄は相対的に動きが悪い。戦いにくい夏相場が続きそうで、引き続き株価は上昇トレンドにある好需給銘柄を狙っていきたい。

 業績面にも期待のあるウェルビー <6556> やアドベンチャー <6030> 、弁護士ドットコム <6027> などには妙味がありそうだ。

 今週のIPOでは26日のアクリート <4395> が有望株。SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)やソーシャルゲームで用いられる個人認証用のショートメールサービスで高成長する企業で、今後の成長期待も大きい。アクリート以外の案件も需給妙味があり、初値の高騰が有望視される。地合い改善でアクティブな資金が初値買いに向かいそうだ。(小泉健太)

提供:モーニングスター社

最終更新:7月21日(土)8時07分

モーニングスター

 

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