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株式明日の戦略-後場失速して連勝は4でストップ、内需から外需へのシフトが進むか

7月19日(木)23時10分配信 トレーダーズ・ウェブ

 19日の日経平均は5日ぶり反落。外部環境の落ち着きを好感して買いが先行したが、上値も重く、前場はプラス圏を維持しながらもこう着感の強い地合いが続いた。しかし、後場に入ると資生堂やファンケル、コーセーなど化粧品株の一角が急落したことから警戒ムードが強まり、指数も下げに転じた。大きく崩れることはなく、小幅安が続いた後に再び上昇する場面もあったが、戻りは鈍く終盤にかけては売り直された。東証1部の売買代金は概算で2兆1900億円。業種別では石油・石炭、鉱業、海運などが上昇しており、パルプ・紙、電気・ガス、食料品などが下落している。東京エレクトロンやアドバンテストなど半導体関連が大幅上昇。反面、化粧品のほか、マツモトキヨシ、ウエルシア、キリン堂など、ドラッグストア株にも後場に値を崩すものが多く見られた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり942/値下がり1086と売りが優勢。三菱UFJや三井住友などメガバンクがしっかり。安川電機やコマツ、三菱電機など、安値圏で推移していた電機、機械株などに買いが入った。インスペックが受注に関するリリースを手がかりに大幅上昇。PDX マウスモデルに関する共同事業発足が好感されたイナリサーチはストップ高まで買われた。ほか、IR法案の進展期待から杉村倉庫などカジノ関連が賑わった。一方、ファーストリテイリングやKDDI、花王など内需株が軟調。チヨダが証券会社の目標株価引き下げを受けて大きく売られた。イートアンドは公募・売り出しが嫌気されて急落。1Q大幅減益の光世証券が後場マイナス転換から下げ幅を広げた。

 日経平均は後場に下げに転じて連勝は4でストップ。個別銘柄の急落が全体の下げを誘引したような動きとなっており、値持ちの良かった銘柄に関しては、来週以降本格化する決算発表の前に、利益確定売りに押される可能性がある。7月に騰勢を強めたエーザイやスタートトゥデイなどの動向は注視しておいた方が良い。ただ、きのうまでの流れを受けて失速すれば、指数は3桁下落となってもおかしくはなかったが、場中も売りは加速せず、引けでは29円安と小幅な下げにとどまった。いったん調整は入るかもしれないが、全体としての堅調な地合いは維持されると考える。このところは円安でも内需が強かったが、今年に入って内需の代表格に成長した資生堂が売りに押されたことは、そろそろ本格的に外需を見直す相場に突入することを示唆しているのかもしれない。機械株など、円安よりも貿易摩擦を警戒して売られ続けていた銘柄に見直し買いが入るかに注目したい。

最終更新:7月19日(木)23時10分

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