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【これからの見通し】ドル円112円台で振幅、ドル相場の方向性は錯綜

7月17日(火)15時55分配信 KlugFXニュース

【これからの見通し】ドル円112円台で振幅、ドル相場の方向性は錯綜

 先週はドル円が110円台から113円手前へ上昇、ユーロドルは1.17台後半から1.16台前半へと下落。ドル高の流れが鮮明だった。しかし、週末にかけてはドル買いは一服。週明けもドル売り優勢と、ドル相場の方向性は混とんとしてきている。ドル円は112円台での振幅が続いており、短期的には明確な流れは見出しにくくなっている。オプションのボラティリティーの上昇が鈍い点を鑑みると、かなりオプションヘッジの動きが進んでいることが推測されよう。113円台乗せや1.16台割れにはある程度の日柄調整が必要とみられる。

 きょうはパウエルFRB議長が米上院銀行委員会で半期に一度の議会証言を行う。市場では米中貿易戦争への警戒感については、感応度が鈍っているが、パウエル議長の認識はどうか。市場では、利上げを躊躇させるほどではないとのムードもあるが、金融当局者としてのリスク対応など手抜かりがないような発言には注意が必要かもしれない。米経済指標では鉱工業生産(6月)および設備稼働率(6月)、対米証券投資(5月)などが発表される。製造業の好調な動向が予想されており、ドル高への反応が期待されるところ。また、米企業決算では、J&Jとゴールドマンサックスの結果が発表される。

 それに先立つロンドン・欧州市場では、英国関連の材料が多い。ILO失業率(5月)とともに賃金動向が発表される。週平均賃金は前年比+2.5%と前回並みとなる予想。8月利上げ観測にとっては特段のマイナス材料とはならないだろう。また、カーニー英中銀総裁、カンリフ英中銀副総裁などの講演が予定されている。金融安定がテーマだが、マクロ経済についての言及があればポンド相場は反応しそうだ。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

最終更新:7月17日(火)15時55分

KlugFXニュース

 

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