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ドル円は112円台半ばでの堅調な値動き続く 株高・円安がフォロー=NY為替前半

7月13日(金)2時59分配信 KlugFXニュース

 きょうのNY為替市場はドル買いは一服しているものの、ドル円は112円台半ばでの堅調な値動きを続けている。ドル円は前日の大幅高で112円台を回復してきたが、戻り売りに押されることなく上値追いが続いている状況。きょうは米株も反発しており、円安の動きもフォローしているようだ。

 米中貿易戦争は出口が一向に見えないようだが、為替市場はドル高の反応を強めている。保護主義的な動きではあるものの、その場合のシナリオはドル高との見方も増えつつあるようだ。米経済よりも回復が鈍い他国の経済のほうが影響が大きいと見ているようだ。

 ユーロ圏は貿易問題でトランプ大統領からの圧力を受け、英国はEU離脱交渉絡みの政治リスクが高まっている。資源国通貨は商品市場で原油が急落しているほか、貿易戦争の圧力も受けている。円は相変わらず出口戦略が見えない。

 そのような中、足元の米ファンダメンタルズは好調で、FRBの利上げ姿勢に変化の兆しはない。今後も更に米国との金融格差拡大が見込まれる中、市場はドルを選択し始めたのかもしれない。

 ドル円はきょうで4日続伸だが、さすがに過熱感は否めない。過熱感を示すテクニカル指標であるRSIは73台に上昇。直近の高値である5月の水準に顔合わせしている。そろそろ逆張りで売り上がって行こうという向きもいるのかもしれないが、今回は1ヵ月以上のレンジ相場を経ての上抜けなので、もう少し様子を見たほうが得策かもしれない。

 ユーロドルは買い戻しが膨らんでおり、1.16ドル台後半まで戻している。ドル買いも一服の中、ショートカバーが出ているようだ。一時1.1695ドル付近まで上昇し、1.17ドル台を試す動きも見られたものの、上値を抑えられている。

 きょうはECB議事要旨が発表になっていたが、少なくとも19年夏の終わりまで金利を据え置くというガイダンスについて、「正確な見通しを提供しつつ、適切な柔軟性を維持しとたもの」と評価していることが明らかになっていた。

 市場では具体的に次の利上げはいつなのか、様々な見方が出ている。きのうは政策委員の一部に、早ければ19年7月の利上げもあり得るとの意見もあるとの報道も流れていたが、現段階では9月か10月というのがコンセンサスとなっている。特にスタッフ見通しが公表される9月が有力視されている模様。

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

最終更新:7月13日(金)2時59分

KlugFXニュース

 

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