ここから本文です

50歳からでも1000万円!積立は最強

7月12日(木)8時10分配信 あるじゃん(All About マネー)

◆資産はいくらある?

資産形成の基本はコツコツ積立。積立に利用できる金融商品も、定期預金、投資信託、株式……など選択肢が広がっています。中でも誰でも始めやすい定期預金の積立は、50代からでも家計に取り入れたい貯蓄方法のナンバーワン。活用法を紹介します
拡大写真
資産形成の基本はコツコツ積立。積立に利用できる金融商品も、定期預金、投資信託、株式……など選択肢が広がっています。中でも誰でも始めやすい定期預金の積立は、50代からでも家計に取り入れたい貯蓄方法のナンバーワン。活用法を紹介します
50代にもなれば、そこそこ資産も築き上げ、老後に向けた準備を始める時期というイメージですね。しかし現実には、ほとんど貯蓄がない世帯が約3割もあるのが実態です。まずは我が家の資産状況を確認しましょう。

◆資産のうち預金・貯金の割合は?

さて、資産の状況はいかがでしょうか? そもそも資産がほとんどないなら、基本である定期預金の積立から始めましょう。多少はあるけど、まだまだ足りない場合も、定期預金の積立が適切です。定期預金を使った積立は、家計管理の基本中の基本。現役時代は常に収入の一定割合を定期預金の積立に回しておきたいもの。銀行口座に自動積立の設定をしておけば、手間ひまかけることなく、いつのまにか残高が増えていきます。

もうすでに預金・貯金は十分にある(どれくらいを十分と感じるかは人により異なると思いますが、金額的な目安としては生活費の1~3年分以上でしょうか)、あるいはリスクはあっても投資にも挑戦してみたいというのなら、投資信託など値動きのある金融商品での積立も選択肢となります。逆に資産の中で、値動きのある投資商品や、すぐに現金化することが難しい保険・企業年金・不動産の割合が高い人は、使いやすい預金・貯金を増やしておいた方が、いざというときに対応できますから、定期預金の積立を行いたいもの。

この記事では、定期預金の積立方法を紹介します。

◆給与振込の銀行口座に自動積立を設定する

毎月、自分で定期預金を作成しなくても、自動的に普通預金から定期預金にしてくれるのが銀行の自動積立定期です。せっかくのラクな仕組みを活かしましょう、それには、お金を毎月、自分で動かさなくて済むよう給与振込の銀行口座に設定するのが一番。給与が振り込まれたら、その一部が自動的に定期預金になっていきます。申込みは、給与振込に利用している銀行の窓口で、あるいは申込用紙の郵送、銀行によってはインターネットバンキングでも可能です。

申込みにあたっては、毎月の積立額、積立日を決めます。ボーナス月の増額もできます。積立日を給与振込日の直後にしておけば残高不足で積立ができないということを防げます。いったん積立の設定をしたら、ATMやインターネットバンキングでも追加の積立が随時できますから、これも活用したいもの。インターネットバンキングで積立額の変更ができる銀行もあります。

ポイントは欲張って積立額を多くし過ぎないこと。少な目くらいにしておいて様子を見て、もっと増やしても大丈夫そうなら増やしましょう。毎月の積立額は無理をせず、余裕分を追加入金で積立口座に入れていくのも、やりくりの達成感を得られます。

営業職の会社員や、自営業者など、毎月の収入に増減がある場合も、使えるお金が減ってもあまり気にならない程度の金額で積立て、とにかく続けることが大事です。途中で挫折することなく積立が続いていくと、いつのまにか貯まっていることに気が付きます。このペースでこれくらいなら、積立額を〇万円にしたら〇年で〇〇万円貯まる! という計算を思わず自分でしてしまうならしめたもの。積立額の増額や追加入金を活用することで、貯まるペースがぐっと速まるはずです。そして、お金が貯まってくると、ますます貯めたくなるのがどうも人間の心理のようです。

◆残りの教育費はどれくらい?

無理をしない積立額がポイントとはいっても、50代ですから、残り時間はあまり長くはありません。年間の貯蓄額はできれば多い方がいいですね。

そこで計算しておきたいのが残りの教育費です。子どもがいる人にとって子育ての仕上げともいえる大学や専門学校の授業料はけっこうな負担です。年間いくら、そしてあと何年、教育費の負担が続きますか? 残りの教育費の合計額はどれくらいですか?

教育費の支払いが終わり、無事に子どもが卒業して自立したら、教育費の分を丸々積立などの貯蓄に回すことができます。すでに子どもが独立している、あるいは子供がいない50代なら、しかも貯蓄が心もとないなら、しっかりとある程度の金額を積立てていく必要があります。

◆50歳からでも65歳までに1000万円貯まる!

50歳から積立をしたら、60歳あるいは65歳までにいくら貯まるかを計算してみました。積立額を設定する際の参考にしてください。

元本のみの残高です。利息が付けばもっと増える可能性あり。
●毎月3万円なら……、60歳で360万円、65歳で540万円
●毎月3万円にボーナス月10万円増額なら……、60歳で560万円、65歳で840万円
●毎月5万円なら……、60歳で600万円、65歳で900万円
●毎月5万円にボーナス月10万円増額なら……、60歳で800万円、65歳で1200万円

継続雇用などで65歳まで働くとしても、60歳以降は収入が減る可能性がかなり高くなります。そこで60歳からは積立額を減らすケースも計算してみました。

●60歳までは毎月5万円にボーナス月10万円増額、60歳から65歳までは毎月3万円なら……、65歳で980万円=約1000万円

いかがでしょうか? 今更なんて思わずにコツコツ積立、さらに増額などでペースを上げていけば、50代からでも貯めることができます。
坂本 綾子(マネーガイド)

最終更新:7月12日(木)8時10分

あるじゃん(All About マネー)

 

【あわせて読みたい】

平均年収ランキング

注目のニュースキーワード

ヘッドライン