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〔今週の株式相場見通し〕もみ合い=貿易摩擦への警戒続く

6月25日(月)7時03分配信 時事通信

 今週の株式相場は、米中貿易摩擦問題の行方などを眺めながら、もみ合いの展開となると予想される。日経平均株価の予想レンジは2万2000~2万3000円前後。
 先週は、トランプ米大統領が2000億ドル相当の中国製品を対象に10%の追加制裁関税を課すことを検討すると表明したことで、世界的な「貿易戦争」の激化に警戒感が高まった。週初に発生した大阪北部地震も重しとなり、日経平均は総じて軟調に推移した。
 今週も貿易問題には注目が集まり、特にトランプ氏の発言に市場が敏感に反応する構図に変わりはないとみられる。米国の追加制裁をめぐっては、中国が対抗措置を講じる構えを見せており、貿易問題は引き続き株価動向に影響を与えそうだ。ただ、市場関係者にはトランプ氏の過去の行動などを踏まえ、「追加制裁を見送るなど、中国との対立を回避する動きが出てくる可能性もある」(銀行系証券)と期待する声も上がる。
 26日は12月期決算企業などの中間配当金や株主優待などを得る権利が確定する「権利付き最終売買日」のため、週前半は買い注文が増加すると予想されている。米国では週初以降、新築住宅販売など各種経済指標が順次発表される予定。米景気の好調さが確認されれば、株価を押し上げる材料となりそうだ。
 今後の見通しでは「7月半ば以降に本格化する国内企業の第1四半期決算発表などを確認するまでは動きにくい」(国内証券)とされ、一進一退の相場が続くとの見方が多い。(了)

最終更新:6月25日(月)9時27分

時事通信

 

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