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訂正:米銀ストレステスト第一弾、全35行合格=FRB

6月22日(金)7時44分配信 ロイター

[ワシントン 21日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は21日、大手銀行を対象としたストレステスト(健全性審査)の第一弾の結果を公表し、全35行が合格したと明らかにした。

対象行はJPモルガン・チェース<JPM.N>、シティグループ<C.N>、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)<BAC.N>など。

最も厳しいシナリオの下、各行が被る損失は総額で5780億ドルに達するものの、自己資本比率は基準を大幅に超えるほか、2007─09年の金融危機時の水準も上回るとした。

FRBは金融危機を受け、銀行の健全性を確実にするためにストレステストを導入した。2009年に最初のテストが行われて以降、大手銀行の損失は減少し、融資ポートフォリオは改善、利益は増加している。

景気回復に伴いFRBは今回、審査基準を引き上げた。米失業率が約4%から10%に上昇し、米国債利回りのスティープ化も進み、世界経済が深刻な景気後退(リセッション)に陥ることを想定した。

対象行にはゴールドマン・サックス<GS.N>、モルガン・スタンレー<MS.N>、ウェルズ・ファーゴ<WFC.N>なども含まれるが、35行の総資産は米銀行の全資産の約80%を占める。

今回、ドイツ銀行<DBKGn.DE>やクレディ・スイス<CSGN.S>、UBSグループ<UBSG.S>など外資6行の結果が初めて公表された。ドイツ銀行、クレディ・スイス、UBSの3行は合格した。

FRB当局者によると、連邦税の新法により一部銀行の結果に打撃が及んだ。

ストレステストは2段階で審査される。第2段階では、リスク管理など業務的な要素も審査対象となる。第1段階で合格しても第2段階で不合格となることもある。第2弾のテスト結果は28日(訂正)に公表される。

これらの結果を踏まえてFRBは銀行の資本計画を承認するかどうかを決定する。

PwCの金融サービス・リスク担当者、マイク・アリックス氏は今回のテストについて「数学的な計算で、それにより大半の銀行の資本が健全な水準であることが示された。来週(のテスト)は判決になる」と説明した。

*英文の訂正により、第9段落の第2弾テスト結果公表日を27日から28日に修正します。

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最終更新:6月29日(金)6時30分

ロイター

 

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