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〔米株式〕NYダウ、大幅続落=米中貿易戦争への懸念で(19日)☆差替

6月20日(水)5時51分配信 時事通信

 【ニューヨーク時事】19日のニューヨーク株式相場は、米中の通商摩擦が「貿易戦争」に発展するとの懸念から6営業日続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比287.26ドル安の2万4700.21ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同21.44ポイント安の7725.59で終わった。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億2746万株増の9億9898万株。
 トランプ米大統領は18日、中国による知的財産権侵害を理由に、新たに2000億ドル(約22兆円)相当の中国製品に対する10%の追加関税を検討すると表明。中国も追加の対抗措置で応じる姿勢を示し、報復の応酬に発展するとの懸念からアジア欧州株は軒並み下落。19日の米株式市場も取引開始から大幅安となり、ダウは一時420ドル近く下落した。
 世界第一位と二位の経済大国である米中両国が実際に報復合戦に突入すれば、多国籍企業のサプライチェーンは破壊され、堅調だった世界経済の減速を招く恐れがある。米株式市場では中国市場への依存度の高いボーイングやキャタピラーなど資本財株の下げがきつかった。
 ただ、次々と制裁措置を繰り出すトランプ大統領に対し、市場では「相手を脅して譲歩を得るための交渉戦術で、多くの投資家は本当に『貿易戦争』に突入するとはまだ考えていない」(大手証券)との指摘も聞かれた。
 個別銘柄(暫定値)では、ボーイングが3.8%安、キャタピラーが3.6%安、ゼネラル・モーターズ(GM)が3.9%安、ゼネラル・エレクトリック(GE)が1.9%安。アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)が2.5%安、アップルが1.6%安だった。一方、ベライゾン・コミュニケーションズが2.2%高、AT&Tが0.6%高。(了)

最終更新:6月20日(水)9時27分

時事通信

 

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