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〔米株式〕NYダウ、5日続落=米中貿易摩擦に警戒感(18日)☆差替

6月19日(火)5時40分配信 時事通信

 【ニューヨーク時事】週明け18日のニューヨーク株式相場は、米中貿易摩擦の先行きに警戒感が広がる中、5営業日続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均の終値は、前週末比103.01ドル安の2万4987.47ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は小反発し、同0.65ポイント高の7747.03で引けた。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比15億1688万株減の8億7152万株。
 この日のダウは、寄り付きから売りが先行。米政府は前週末15日、知的財産権侵害を理由に500億ドル規模の対中貿易制裁を公表。間もなく中国も同規模の報復関税を導入すると表明し、いったんは後退していた米中の「貿易戦争」突入への懸念が再び強まっている。
 難民政策をめぐる対立を背景にしたドイツの政情不安も投資家心理の重しとなり、ダウは午前に一時、264ドル安まで下落。ただ、中盤以降は原油先物価格の上昇やハイテク株の持ち直しに支えられ、下げ幅を縮小した。
 米政府は対中追加制裁の可能性をちらつかせているほか、月内には投資規制も発表する予定で、市場は引き続き米中貿易摩擦の行方を注視している。また、22、23両日に開かれる石油輸出国機構(OPEC)総会で、協調減産の緩和が決定されるかどうかも相場の材料となりそうだ。
 市場関係者からは「米国の対中貿易制裁が実際に発動されるまではリスク回避ムードが優勢となるだろう。米株相場は(リスクに強いとされる)高配当銘柄やディフェンシブ銘柄を拾いながら、もみ合いが続くとみている」(準大手証券)との声が聞かれた。
 個別銘柄(暫定値)は、ボーイングが0.9%安、インテルが3.4%安、ウォルト・ディズニーが1.7%安、ペプシコが2.1%安、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が2.0%安。エクソンモービルは0.2%高、シェブロンは1.5%高、フェイスブックは1.3%高、ギャップは2.9%高、ベスト・バイは3.0%高。(了)

最終更新:6月19日(火)8時26分

時事通信

 

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