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今後のアパートローンはどうなる?

6月14日(木)11時00分配信 不動産投資の楽待

(写真© fpdress-Fotolia)
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こんにちは、サラリーマン大家のTAKAです。

今回は、銀行のアパートローンの残高の観点から、金融機関のうち特に銀行(都市銀行、地方銀行、第二地方銀行)の融資の動向を見ていきたいと思います。

全国銀行協会という組織が公表している銀行のアパートローンの残高について、平成30年4月末の数字が公表されているので、その数字から銀行の融資の動向を見ていきたいと思います。3月期末残高が大幅増加しているので、それを考慮してみていく必要があります。

統計は、(1)都市銀行等と(2)地方銀行と(3)第二地方銀行の3つに銀行を分類し、それぞれの業態の月末の貸出残高が公表されています。なお、アパートローンに積極的な一部の新興系の銀行は統計に含まれていないようです。

(1)都市銀行等

平成29年6月末残高:82,165億円(前月比▲248億円 ▲0.3%)
平成29年12月末残高:80,972億円(前月比▲243億円 ▲0.3%)
平成30年2月末残高:80,541億円(前月比▲135億円 ▲0.2%)
平成30年3月末残高:82,552億円(前月比1,980億円 +2.5%)
平成30年4月末残高:82,322億円(前月比▲200億円 ▲0.2%)

3月末の期末による大幅増加から、約定返済分程度の減少。新規の融資はあまりないということかと思われます。

(2)地方銀行

平成29年6月末残高:112,230億円(前月比+623億円 +0.6%)
平成29年12月末残高:114,875億円(前月比+411億円 +0.4%)
平成30年2月末残高:115,283億円(前月比+249億円 +0.2%)
平成30年3月末残高:116,309億円(前月比+1,026億円 +0.9%)
平成30年4月末残高:115,608億円(前月比▲701億円 ▲0.6%)

大幅に減少していますが、減少の要因は不明です。

(3)第二地方銀行

平成29年6月末残高:30,975億円(前月比88億円 +0.3%)
平成29年12月末残高:30,602億円(前月比91億円 +0.3%)
平成30年2月末残高:30,169億円(前月比▲258億円 ▲0.8%)
平成30年3月末残高:30,336億円(前月比+197億円 +0.7%)
平成30年4月末残高:30,388億円(前月比+22億円 +0.1%)

少しですが増加しています。積極的な銀行もあるのではと推測しています。

今回はおもしろい数字がでていたので、昨年4月末との前年同月比の比較の数字も見てみました。この1年で地方銀行のみが大きく残高を伸ばしていることがわかります。

(1)都市銀行等  前年同月比▲583億円(▲0.7%)
(2)地方銀行   前年同月比+4,501億円(+4.1%)
(3)第二地方銀行 前年同月比▲439億円(▲1.4%)

地方銀行の融資残高の急減があり、理由を調べてみましたが分かりませんでした。しかし、地方銀行の前年同月比の大幅な増加の一因は、例のシェアハウス融資の増加も一因となっているのではないかと推測されます。どこの業態の銀行が貸出を増やしていたのかは一目瞭然で地方銀行ということがよくわかります。

この先はどうなっていくのか、地方銀行の4月末の残高の大幅減少が、今後の融資の動向を示唆しているのか少し注目する必要がありそうです。

※上記は、楽待新聞の実践大家コラムニスト、サラリーマン大家のTAKAさんが執筆したコラムです。文章、写真、画像、イラストおよびデータ等上記記事は、執筆者の責任において作成されています。
サラリーマン大家のTAKA

最終更新:6月14日(木)11時00分

不動産投資の楽待

 

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