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〔米株式〕NYダウ、小幅続落=米利上げ加速に警戒感(13日)☆差替

6月14日(木)5時33分配信 時事通信

 【ニューヨーク時事】13日のニューヨーク株式相場は、米利上げペースの加速観測が重しとなり、小幅続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比119.53ドル安の2万5201.20ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は小反落し、同8.09ポイント安の7695.70で引けた。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億2804万株増の9億7356万株。
 この日のダウは、午後に米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定とパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長会見を控え、小動きで開始。朝方発表された5月の米卸売物価指数(PPI)は前月比0.5%上昇と、市場予想(0.3%上昇)を上回ったが、材料視されなかった。
 FRBは、FOMCで市場予想通り追加利上げを決定。また、同時に公表された経済・金利見通しでは、今年の利上げ想定回数が3月時点の「3回」から「4回」に引き上げられたほか、目標インフレ率(2%)の到達時期が19年から1年前倒しされた。
 これらを受け、市場では、FRBが利上げに前向きな「タカ派」寄りのスタンスとの見方が広がった。長期金利が上昇する中、企業業績が金利上昇に圧迫されるとの警戒感から株売りが加速、ダウはマイナス圏に沈んだ。ただ、米経済の底堅さに対する安心感が相場を下支えし、下値は限られた。
 市場関係者からは「利上げは7回目で、米景気は金融緩和による支援が必要ない段階に入ってきている。米株市場は景気が慎重に拡大している状況を好感したのだろう」(大手証券)との声が聞かれた。
 個別銘柄(暫定値)は、ボーイングが1.8%安、キャタピラーが1.8%安、アップルが0.8%安、AT&Tが6.2%安、ベライゾン・コミュニケーションが2.9%安。ウォルト・ディズニーは1.9%高、ゴールドマン・サックスは0.5%高、21世紀フォックスは7.5%高。(了)

最終更新:6月14日(木)9時27分

時事通信

 

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