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トヨタが続伸、自社株買い開始が株価下支え

6月7日(木)12時49分配信 モーニングスター

現在値
トヨタ 7,199 -197
 トヨタ自動車 <7203> が続伸、一時141円高の7615円まで買われている。同社が5月9日に発表した自社株買いを開始したことによる思惑が株価を下支えしているようだ。

 今回の自社株買いは上限が5500万株・3000億円で発行済み株式総数に対する割合は1.85%、取得期間は5月16日-9月28日。同社が6月5日発表した自己株式の取得状況によると5月31日時点の取得株数は約109万株、取得金額は約76億円だった。5月の取得は5月31日だけ。このことを受け市場からは、「トヨタの自社株買いは少なくともここ2年間、いったん始まると連日ほぼ同じ規模で上限まで買いきることが特徴。トヨタの直近の1日の売買代金は600億円ほどで、76億円は13%を占める結構な規模となる」との声が出ている

 トヨタがここ2年、本決算と同時に発表した自社株買いの内容は17年が上限2500億円・5000万株、16年は上限5000億円・1億株。実際の動きは月初に発表する自己株式の取得状況から17年が7月3日から8月22日にかけ1日当たり70億円程度、16年は5月31日から9月2日に同80億円程度買い入れていたことがうかがえる。

 株価は16年こそ上値の重い展開となったが、これは6月に英国のEU(欧州連合)離脱是非を問う国民投票で離脱派が勝利した影響のため。金融市場全体がリスクオフとなっており、参考外。そうした要因のない昨年は自社株買いの実施期間は底堅い地合いが続いた。今年も6月以降、1日76億円規模で自社株買いを続けたとなると約40営業日(2カ月間)買い続けられる金額。「思惑も集めるため、しばらく底堅い動きを期待して良いのではないか」(同)という。

提供:モーニングスター社

最終更新:6月7日(木)12時49分

モーニングスター

 

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