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<特集>業績予想が保守的な企業(5)=昭電工―再上方修正期待にPER割安で需給妙味も

5月27日(日)7時45分配信 モーニングスター

現在値
昭電工 4,865 -205
 昭和電工 <4004> はマーク続行の対象になる。同社は今月9日、18年12月期第1四半期(1-3)の連結決算発表とともに通期業績予想を上方修正した。主に黒鉛電極の市況が想定以上に好調なためで、今期営業利益予想は期初計画を270億円上回る1370億円(前期比76.1%増)と2期連続で最高益更新を見込む。

 ただし、今回の上方修正は上期の増額分をそのままスライドしたもので、下期は据え置きとなる。中国政府による粗悪な鉄鋼の生産の取り締まりに端を発した、電炉向け黒鉛電極の市況高は当面続く見通しで、再上方修正への期待は強い。すでに市場コンセンサスで同利益は1400億円を突破、来19年12月期には1550億円近くまで拡大すると観測されている。

 株価は、4月25日の目先安値3585円を起点に出直り4000円台に復帰してきたが、1月15日に付けた株式併合後高値で実質的に昨年来高値の5480円をまだ更新していない。好業績動向に加え、PER7倍台の割安株でもあり、水準訂正高の余地はなお十分といえよう。

 ちなみに、18日申し込み現在の信用取引残高は買い残が174万株強、売り残が27万株強と完全な買い長状態。ただし、同日報告分の株券等週末貸借残高によると、カラ売りにつながる貸付残高が有担保・無担保合計で550万株近くに上る。買い戻しエネルギーは蓄積されており、需給妙味も見逃せない。

提供:モーニングスター社

最終更新:5月27日(日)7時45分

モーニングスター

 

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