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NY為替・23日=ドル円は110円近辺でもみ合い、TRYは利上げで最安値から切り返す

5月24日(木)6時01分配信 トレーダーズ・ウェブ

【※表記を一部修正します。】

 NY時間の為替市場は方向感のない動きになった。ロンドン時間には、米中通商摩擦への懸念が再び高まり始め、米朝首脳会談への期待感が薄まったことを背景にリスクオフの円高が進行した。ドル円は今月14日以来の109.56円、ユーロ円は昨年8月以来の128.24円、ポンド円は145.95円まで弱含んだ。しかし、円高のスピードが急速だったこともあり買い戻しが入り、ドル円は110円前半、ユーロ円は128円後半から129円前後、ポンド円は147円近辺で小動きとなった。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の内容は新味がなく、反応薄だった。

 ユーロドルは昨年11月中旬以来の1.1676ドルまでじり安となった。しかし米10年債利回りが3%を割り込むと、ドル売りになり1.17ドル台まで戻した。鈍化した英4月消費者物価指数(CPI)を受けて1.3306ドルまで下落したポンドドルも1.33ドル半ばで小動きになった。ECBメンバーでもあるマクチ・スロバキア中銀総裁は「量的緩和(QE)は役目を終えている、欧州中央銀行(ECB)は量的緩和の縮小に耐えることが出来る」と発言したが、マクチ総裁は同様の発言を以前にも繰り返していることで市場は反応薄だった。ドル/スイスフラン(CHF)は一時0.9978CHFまでCHF安になった後は0.99CHF半ばでもみ合いになった。

 米中貿易戦争の楽観ムードの後退は、中国経済に依存している豪ドルには重石となり、豪ドル/ドルは0.75ドル半ば、豪ドル円は83円前半で推移した。NZドル/ドルも上値が重く0.69ドル前半、NZドル円は76.00円近辺を中心に取引された。
 EIA石油在庫統計で原油が577.8万バレルの大幅な積み増しとなり原油価格が下落したことで、ドル/加ドルは1.2900加ドル近辺、加ドル円は85円前半まで一時加ドル売りが進んだが、長続きはできず、ドル/加ドルは1.28ドル前半、加ドルは85円後半まで戻った。

 トルコリラ(TRY)はロンドン午前に対円では22.30円、対ドルでは4.92TRY半ばまでTRY史上最安値を更新したが、トルコ中銀が緊急会合を開き、後期流動性貸出金利を13.5%から16.5%に引き上げたと発表。(翌日物貸出金利は9.25%、翌日物借入金利は7.25%と据え置いた。)これを受けてドルTRYは4.5415TRY、TRY円は24.24円までリラ上昇となった。

 6時現在、ドル円は110.07円、ユーロドルは1.1697ドル、ユーロ円は128.73円で推移。
松井

最終更新:5月24日(木)8時10分

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