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〔米株式〕NYダウ、ナスダックとももみ合い(17日午前)

5月17日(木)23時44分配信 時事通信

 【ニューヨーク時事】17日午前のニューヨーク株式相場は、米長期金利の上昇を嫌気して売りが先行したものの、堅調な米経済指標の発表を背景にあともみ合いに転じている。午前10時15分現在は、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前日終値比2.27ドル安の2万4766.66ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数が2.08ポイント安の7396.22。
 米国による対イラン制裁の再発動をにらみ、朝方のニューヨーク原油先物相場は約3年半ぶりの高値圏で推移している。資源価格の上昇がインフレ高進を招くとの見方から、米長期金利の指標である10年物国債利回りもこの日未明に一時3.12%近辺と、約7年ぶりの高水準を付けており、朝方は金利上昇を懸念した売りが先行。ダウの下げ幅は前日比で一時100ドルを超えた。また、この日から2日間の日程で行われる中国との貿易摩擦解消に向けた協議の行方に対しても警戒感がくすぶっている。
 一方、朝方発表された米経済指標は総じて堅調。週間新規失業保険申請件数は市場予想に比べて多かったが、失業保険受給者総数は約44年半ぶりの少なさとなった。また、5月のフィラデルフィア連銀地区の製造業景況指数が1年ぶりの高水準を回復したほか、4月のコンファレンス・ボード景気先行指数も0.4%上昇と高い伸びを維持。堅調な景気拡大の足取りが示されたことを受け、売り一巡後は買い戻しの動きも台頭している。
 個別銘柄を見ると、業績改善期待を背景に石油大手がしっかり。半面、2~4月期決算を発表したシスコシステムズは3%超下落。減益決算を公表したウォルマートも売られている。(了)

最終更新:5月18日(金)2時26分

時事通信

 

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