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資本主義の終焉、ブロックチェーンが織り成すニュー・エコノミー:べーすけ【FISCOソーシャルレポーター】

5月11日(金)10時39分配信 フィスコ

以下は、フィスコソーシャルレポーターの仮想通貨分析者のべーすけ氏(Twitter「@mag1cmax」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2018年4月30日20時 に執筆

ビットコインキャッシュの目標は5年間で50億人が利用することであるが、今回はその戦略を紹介しよう。

CointextはSMS(ショートメッセージサービス)を使ってビットコインキャッシュを送金するシステムで第三世界の金融から見放された人達をターゲットに絞っている。現在発展途上国を中心にサービスを開始しており、将来的に50億人以上の利用を目指している。

そして50億人が利用するコンテンツは多岐にわたるが重要なアイディアの一つに「トラストレス社会」の構築がある。補足するとトラストレスとは、二者間取引において第三者の管理(立会・確認・保証・仲介)が必要のないことだ。

第三世界においては、政情不安等により信用の担保が難しく、それが経済成長の足かせになっている面があるとされる。例えば、偽ブランド品の流通がそれに当たる。

今日世界中に偽ブランド品が溢れている。バッグやアクセサリーなら良いがアフリカにおいてはAIDS治療薬の偽物も氾濫しており、これにいたっては命の危険性すらある。その解決方法の1つとして、ビットコインキャッシュのブロックチェーンの利用がある。ブランド品やAIDS薬品の販売元が商品の中にビットコインキャッシュのQRコードを入れておき、消費者が商品開封後に中に入っているQRコードを読み取ることで真贋を判定する。消費者のQRコードを読み取るインセンティブは真贋判定と少しばかりのビットコインキャッシュがもらえることだ。さらに真贋判定された時点で販売元に発注者の受け取り確認ができるためブランドの信頼構築、商品保証や管理サポートなども行えるだろう。仮想通貨と経済の上手い合わせ技だ。今後もアイディア次第で物流への応用は無限大であろう。

仮想通貨を投機商品、法定通貨を増やす道具だと考える方がいるが、ビットコインキャッシュにおいて、それは大きな間違いだと私は考えている。そもそもお金とは信用記録の積み重ねでしか無い。その信用記録を目に見える「モノ」にしたのが紙幣だ。よって紙幣を多く持つ人=大量の信用記録保持者といえる。お金に価値があるのではなく「信用記録」に価値があるのだ。前時代において金や紙幣は信用記録としての機能は限定的であったものの、その役割を担ってきた。しかし、物質的な「モノ」との関係による従来型の経済構造も限界に突入し、世代交代を迎えつつある。それはインターネットの登場と新しい技術であるブロックチェーンにより完全な信用記録管理が可能になったためだ。

積み重ねられていく大量の「信用記録」こそ、ニュー・エコノミーにおける新たな「価値」であることに5年後50億人の利用者達が気づくことだろう。

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執筆者名:べーすけ
twitter名:@mag1cmax

《FA》
株式会社フィスコ

最終更新:5月11日(金)10時44分

フィスコ

 

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