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株式明日の戦略-円安好感で後場上げ幅拡大、あすは26週線の攻防に注目

4月24日(火)23時52分配信 トレーダーズ・ウェブ

 24日の日経平均は3日ぶり大幅反発。米国の長期金利が上昇し、米国株は軟調となり為替市場では円安が進行。日本株は円安を好感して3桁上昇からのスタートとなった。前場に関しては、高く寄った後はこう着感の強い地合いが続いたが、後場は買い安心感が強まり、じり高の展開。値幅はそれほど大きくはなく静かな動きではあったが、後場寄り直後が後場の安値、引け間際がきょうの高値と一本調子の上昇で、22300円台に乗せる場面もあった。業種別では33業種中、31業種が上昇しており、中でも石油・石炭や海運、銀行などが強い動き。一方、非鉄金属と水産・農林の2業種が下げたほか、食料品の上昇が限定的となった。トヨタが後場一段高となり、3月1日以来となる終値での7000円台乗せを達成。反面、前期の純利益を下方修正したIHIが大幅安となった。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1603/値下がり415と買いが優勢。金利上昇を受けて三菱UFJや三井住友など銀行株が大幅上昇。証券会社のリポートを材料に住友不や三井不など不動産株が物色された。上方修正と増配を発表したタカラレーベンは大幅高。証券会社がレーティングを引き上げたコシダカHDや、夢の街やアスラポートとの提携を正式発表した小僧寿しが急伸した。一方、米政権がロシアのアルミ大手への経済制裁を見送ると伝わったことから、住友鉱山など非鉄株に大きく売られるものが散見された。コクヨは決算が嫌気されて大幅安。しまむらは月次が失望を誘って急落した。上場3日目のHEROZは、後場に公開価格比で10.9倍となる記録的な初値をつけたが、その後は売りが殺到し、ストップ安で終えた。

 きょうは円安が買い材料となったが、ドル円は場中も108円台後半で落ち着いた推移が続いた。比較的大きな動きが出てきたにもかかわらず、東京時間でも失速せずに円安基調が維持されたことは非常にポジティブ。テクニカル的には107円どころのもみ合いを上放れて75日線を上に抜けており、一段の円安進行が見込まれる。米国株がドル高を嫌気して下げ続けるようだとやっかいだが、ここまで米企業の決算はおおむね良好でもあり、アルファベットの好決算などが反転材料となるようなら、多少の円安も容認されると考える。日経平均は26週線(22357円、4/24)を巡る攻防が注目される。この辺りでは戻り一服感も強まりやすいが、同水準を抜いてくれば、調整完了とみた新規の買いが指数を上に押し上げる展開にも期待できる。

最終更新:4月24日(火)23時52分

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