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株式明日の戦略-後場失速も5連騰、決算期待を支えに良好な地合いが続くか

4月19日(木)23時40分配信 トレーダーズ・ウェブ

 19日の日経平均は5日続伸。日米首脳会談を友好ムードで終えたことを好感して上昇スタート。金融や市況関連など景気敏感セクターが上昇を主導し、前場では上げ幅を200円超に広げる場面もあった。ただ、内需など利益確定売りに押されるものも多く、次第に伸び悩む展開。後場は上値の重さが意識され、動意に乏しい時間帯が続いた。終盤にかけてはマイナス圏に沈むかというところまで上げ幅を縮めたが、そこでは持ち直し、プラスを維持して終えた。TOPIXは一時下げに転じたが、引けではプラスを確保、一方、マザーズ指数やジャスダック平均は小幅に下げて終えた。業種別では非鉄金属や鉄鋼、石油・石炭などが上昇し、ゴム製品やサービス、空運などが下落した。上方修正と増配を発表した安永が大幅上昇。反面、4月に入って非常に強い動きが続いていたレノバが、高値更新から一転してストップ安まで売られるなど、荒い動きとなった。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1177/値下がり822と買いが優勢。市況関連が軒並み強く、住友鉱山や三井金属、大平洋金属などが大幅上昇。コマツや日立建機など建機株にも強い動きが見られた。上方修正を発表したミズノが大幅高となり年初来高値を更新した。クロスフォーは優待導入が好感されて急伸。VR事業に関する新会社の設立を発表したエムアップや、日本郵便四国支社との業務委託契約締結を発表した農業総合研究所はストップ高となった。一方、検査不正が状態化していたと報じられたSUBARUが軟調。連日大商いのマネックスGは7%超の大幅安となった。大東建託やTATERU、デュアルタップなど、アパート経営や投資用マンションを手がける銘柄に大きく売られるものが目立った。

 日経平均は伸び悩んだものの5日続伸。後場早々にはこう着感が強まり、下げに転じそうな雰囲気もあったが、底堅く推移した。節目の22000円を上回ったことで、上値は軽くなっており、2月27日の高値22502円が控える22500円あたりまでは早々に戻してくるのではないかと考える。22502円の上は、1月23日の高値24129円まで抵抗は少ない。商いの増加が欲しいところだが、来週からは3月決算企業の業績発表が本格化することから、それも十分期待できる。4月後半から5月にかけては、昨年10月に見られたような鋭角的な上昇が見られるかもしれない。

 あすは上昇週の週末で、5連騰でもきょうの後場の動きは重かったことから、売りに押されやすいと考える。ただ、警戒材料であった日米首脳会談を大きな波乱なく通過し、為替も円安方向に振れ、先には企業決算が控えるなど、日本株を取り巻く環境は悪くない。下はあっても22000円までで、良好な地合いが継続すると予想する。

最終更新:4月19日(木)23時40分

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