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今晩のNY株の読み筋=FRB副議長に緩やかな利上げ指向するクラリダ教授

4月17日(火)18時01分配信 モーニングスター

 シリア問題や中国との貿易摩擦など課題は山積しているが、きのう市場で話題となったのは、トランプ大統領がFRB(米連邦準備制度理事会)副議長にコロンビア大学のリチャード・クラリダ教授を指名したことだろう。指名自体は3月に報じられており、サプライズはないが今後の金融政策に影響を与えるだけに注目しておきたい。

 クラリダ氏は02-03年にブッシュ(子)政権下で財務省の経済政策を担当する財務次官補に就き、現在は米債券運用大手ピムコのマネージングディレクター兼グローバル戦略アドバイザーも務めるなど金融政策や経済理論に非常に精通している。これでパウエル議長、クオールズ金融監督副議長と財務省経験者3名がFRBの正副議長を務めることとなった。

 どのような人物かという点は合理主義者、保守的な共和党系のエコノミストとのメディア報道が多い。SMBC日興証券は17日付リポートで、過去の主張に基づくと現状の緩やかな利上げを支持する見込みだろうとする。緩やかな利上げは株式市場からすれば望むところ。金融市場に詳しく、ハト派的と目される人物がFRBの中枢に入る点は素直にポジティブと捉えて良さそうだ。

 米経済指標は3月住宅着工件数、3月建設許可件数、3月設備稼働率。ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁、クオールズFRB副議長、ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁、エバンス・シカゴ連銀総裁、ボスティック・アトランタ連銀総裁が発言する。決算はゴールドマン・サックス・グループ<GS>、IBM<IBM>、ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>、ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングス<UAL>、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>、ノーザン・トラスト<NTRS>など。

(日付は現地時間)

◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

最終更新:4月17日(火)18時01分

モーニングスター

 

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