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〔NY外為〕円、107円台前半(16日)

4月17日(火)6時20分配信 時事通信

 【ニューヨーク時事】週明け16日のニューヨーク外国為替市場では、シリア情勢をめぐる過度の懸念が後退する中、円相場は1ドル=107円台前半で小動きとなった。午後5時現在は107円06~16銭と、前週末同時刻(107円28~38銭)比22銭の円高・ドル安。
 米英仏3カ国はシリア時間14日未明、シリアのアサド政権が化学兵器を使用したと断定し、首都ダマスカス近郊などの化学兵器関連とされる施設3カ所を攻撃。ただ、米国主導の武力行使は織り込み済みだった上、攻撃対象が限定的だったことでアサド政権を支援するロシアを巻き込んだ軍事衝突が回避されたことから、シリア情勢に対する警戒感は後退した。
 市場の次の注目材料は、17、18両日に米フロリダ州で開催される日米首脳会談。米財務省は13日公表の半期為替報告で、大幅な対米貿易黒字を抱える日本を再び「監視対象」に指定した。トランプ米大統領は日米貿易不均衡に強い不満を表明しているため、首脳会談の行方を見極めたいとの思惑が強まったことから、この日は終日にわたり上下どちらにも動きづらいこう着商状となった。
 市場からは「日米首脳会談を控えて警戒感が強かった。首脳会談で逆にサプライズが何も出なければ、一時的に円売り・ドル買いが進み、108円、109円を試す可能性もある」(邦銀筋)との声が聞かれた。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.2374~2384ドル(前週末午後5時は1.2325~2335ドル)、対円では同132円58~68銭(同132円32~42銭)。(了)

最終更新:4月17日(火)8時27分

時事通信

 

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