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〔米株式〕NYダウ、反発=シリア情勢への警戒感が後退(16日)☆差替

4月17日(火)5時36分配信 時事通信

 【ニューヨーク時事】週明け16日のニューヨーク株式相場は、シリア情勢に対する過度な警戒感が後退する中、米企業業績への期待などを背景に反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比212.90ドル高の2万4573.04ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は49.63ポイント高の7156.28で引けた。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比2979万株増の7億4809万株。
 米英仏3カ国は14日、シリアのアサド政権が化学兵器を使用したと断定し、首都ダマスカス近郊などの同兵器関連とされる施設3カ所を攻撃。ただ、限定的な攻撃だったことから、アサド政権の後ろ盾とされるロシアとの軍事衝突に発展するとの警戒感が和らぎ、市場では株式を買い戻す動きが優勢となった。
 また、米金融大手バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)はこの日、2018年1~3月期決算を発表。貸出量の拡大に伴う金利収入の増加や経費削減が寄与し、純利益は前年同期比29.6%増と大きく伸びた。既に同期決算を発表した米金融大手3社も軒並み増益を確保しており、今後発表が相次ぐ米企業業績への期待が株価を押し上げた。
 米商務省が朝方発表した3月の小売売上高が前月比0.6%増と市場予想(0.4%増=ロイター通信調べ)を上回ったことも支援材料。市場では「過去3カ月マイナスが続いた小売売上高がプラスに転じ、米景気の堅調さが確認された」(日系証券)との指摘が聞かれた。
 個別銘柄(暫定値)では、ユナイテッドヘルス・グループが2.7%高とダウの上昇を主導。メルクが2.6%高、ベライゾン・コミュニケージョンズが1.5%高、キャタピラーが1.3%高と続いた。一方、ゼネラル・エレクトリック(GE)は1.3%安、ナイキは0.3%安、ウォルト・ディズニーは0.1%安となった。(了)

最終更新:4月17日(火)8時27分

時事通信

 

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