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貯金25万円だったアラサーOLが2年で結婚資金250万円を貯めた貯金術

3月18日(日)12時10分配信 投信1

写真:投信1 [トウシンワン]
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写真:投信1 [トウシンワン]
お金を貯めようと思っても、そもそもどうしたらお金がうまく貯まるのかよくわからないという人も多いのではないでしょうか。お金を貯めるということは簡単なようで難しく、また奥が深いものでもあります。

今回は、2年で250万円の貯金に成功したという27歳OLの事例をもとに「お金の貯め方がよくわからない」という人のための貯金術をご紹介します。

どうしたらお金が貯まるのか

彼女も元々は「どうしたらお金が貯まるのかよくわからなかった」という1人です。ただ、彼女の場合には明確な「貯める目的」がありました。それは、「結婚」です。2年後に結婚式を挙げよう、とパートナーと誓い合って、お互いに決まった金額を貯めることにしたそうです。

しかし、現実派のパートナーと話し合いをして貯めることになったのは2人合わせて500万円。結婚式の資金、新婚旅行代、新生活の準備、それらに多少の余裕を持たせるとそのくらいの金額になったと言います。

しかし、その時点で彼女の手元にある貯金と言えばたったの25万円。毎月、なんとなく貯金しなくちゃと思いながら過ごしてはきたものの、結局なんとか赤字にならず1カ月を終えるだけで十分な貯金はできていなかったのです。そんな彼女は、お金を貯めるための作戦を考えました。

「貯める目的」に応じた貯め方を考える

彼女がまず取り組んだのは、貯める目的を明確化し、その目的に応じたお金の貯め方をするということです。今回、実はいいきっかけだと思った彼女は、結婚資金だけでなく老後の資金も細々と積み上げようと計画。そこで、老後資金と結婚資金という2つの性格の貯金を、それぞれに合った貯め方で貯めようと考えたのです。

老後資金は、主に年金の不足分を補うイメージだったため、まだまだお金を貯められる期間は長いですよね。27歳の彼女がたとえば65歳までお金を貯め続けるとすると、まだ38年もあります。彼女は、低金利時代ですがその分複利の恩恵を受けることもあり、細々とでいいからとにかくコンスタントに、長く貯め続けるということを意識しました。つまり、毎月数万円ずつコンスタントに貯める方法です。

さらに、老後資金という性格をうまく利用することで節税効果があるしくみの存在を知りました。それが財形貯蓄の中でも、老後の資金づくりを目的とした「財形年金貯蓄」です。財形貯蓄なら給与天引きになるため確実に、コンスタントに貯めることができますよね。それがぴったりだと感じた彼女は、老後資金は財形年金貯蓄で貯めると決めて手続きを進めたようです。

また、会社に財形制度がない場合でも、節税効果のある「お金の貯め方」としてiDeCoという選択肢もあります。「あれは投資で元本損失の可能性があるから」とiDeCoを敬遠する人もいますが、前代未聞の低金利時代に突入し、預金金利の恩恵を受けられていないこともありますし、20年~30年という長い間運用するものなので長い目で見て立て直しもできます。

元本確保型の商品も多くありますし、成果を見ながらその都度、状況に合ったものを自分でカスタマイズできるという点からも、投資だからという理由だけで遠ざけるべきではないことは明らかです。iDeCoは節税効果も大きいので、一度調べてみてはいかがでしょうか。彼女も、iDeCoについては早速始めたと言っていました。

さて、話は戻りますが、老後資金は節税効果の恩恵を受けられて、細々とでいいので長く確実に貯められる方法がありましたよね。結婚資金はどうでしょうか。結婚資金はタイムリミットが決まっていて、短い期間で確実に貯める必要があります。

短い期間で貯めるには、毎月の積み上げに追加してボーナスを貯めなければ追いつけませんよね。毎月10万円以上を貯金に充てられるのであれば別ですが、彼女にはそれほどの余裕はなかったため、6月と12月にもらえる賞与のほぼ全額を結婚資金用の貯金として貯めておくことにしたそうです。

少ないお金で満足度の高い生活をするには?

いざ貯金を始めてみると、これまでの生活が一変し、色々と我慢しなければならない面が出てきました。毎月老後資金と結婚資金を同時に貯めると、可処分所得が減り、想像以上に我慢するポイントが増えたと言います。しかし、我慢しすぎると欲求が膨れ上がってどこかで爆発してしまうと感じた彼女は、少ないお金で満足度の高い生活をするための方法を考えたのだそうです。

まずは、結婚前の花嫁修業として自炊をすることにしました。これまでほとんど料理をしてこなかった彼女も、花嫁修業だと思えば料理する気になったと言います。花嫁修業だと思って料理することで、ただ我慢を強いられて嫌々料理しているという感覚も薄れ、美味しいものができるとうれしくなって、次また頑張ろうという気持ちにもなりました。休日にはパートナーにも振舞い、2人で楽しく過ごせたそうです。

また、パートナーにも同じ貯金の目的があるため、無駄な贅沢はしなくなりました。以前はちょっといいレストランに週末食べに行くのが楽しみだった2人も、彼女の手料理を家で食べることが多くなり、デートに使うお金がずいぶん減ったとのこと。共通の認識を持つことでデート代が大きく節約されたことは意外な副産物だったと言います。その分、家でまったりする時間が増え、これまでよりも一緒にいられる時間も増えていいことづくめだったようです。

節約で使えるコワザとは?

毎月コンスタントに3万円は確実に貯めておかないと、ボーナスを全額貯めたとしても2年後に250万円という数字は実現できそうにありません。そのため、この3万円はいろんなものをやりくりして必ず捻出するようにしたという彼女。

毎月コンスタントに3万円を貯金すれば、年間36万円。そして1回あたり40万円出るボーナスを丸々貯金にまわし、年間36万円+40万円×2回=116万円。ほかにも500円玉貯金で8万円弱、余裕のある月に1万円余分に貯金するといったことでなんとかギャップを埋め、彼女は2年間で250万円の貯金を達成することができたのだそうです。

お金を着実に貯めるために、彼女はこんなこともしたと言います。たとえば、会社の人や友達に「結婚資金を2年で250万円貯めなければならない」ということを積極的に話すようにしたのだそうです。

お金に関することってちょっと言いづらいのですが、周囲に知らせておくことで飲み会のお誘いも本当に厳選されたものだけになりました。また、無駄遣いしようとすると周りの人が「そんなの買っているとお金貯まらないよ」と忠告してくれて、無駄遣いを逃れたというエピソードも。周囲と共有することで、周囲が応援してくれるようになるのです。

また、彼女は交通系電子マネーを活用していました。1カ月に決まった金額だけチャージしておいて、そこからコンビニや自動販売機などの「ちょっとしたもの」を購入するようにしていたようです。

コンビニや自販機での買い物は比較的少額なものが多く、家計簿をつけるのが面倒になるため、まとめてチャージした日だけチャージした金額を書き留めておいて、1か月はそれで生活する。給料日が来たらまたチャージして、その金額だけ家計簿に書き留める、というふうにすれば、細々とした出費を家計簿に書き留める必要もなくなりますよね。

まとめ

いかがでしたか。彼女がやっていたことは特に変わったことではありません。しかし、目的を明確化して、貯めるための手段にまで落とし込めたことで、効率よく確実にお金を貯めることができたのです。周囲の協力も得ながら、頑張ってお金を貯めてくださいね。
大塚 ちえ

最終更新:3月18日(日)12時10分

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