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【これからの見通し】円買いとドル売りが並存か、トランプ政権めぐる動きで

3月14日(水)15時55分配信 KlugFXニュース

【これからの見通し】円買いとドル売りが並存か、トランプ政権めぐる動きで

 昨日のNY市場は様々な材料が交錯した。2月の米消費者物価指数は前月比の伸びが鈍化、前年比はやや上昇したが、市場はドル売りで反応。株式市場は買いで反応。先週末の米雇用統計発表を受けた適温経済への期待と類似した初動がみられていた。しかし、そのすぐ後にトランプ米大統領がティラーソン国務長官を解任との一報が入った。株式は売られ、円買いとル売りが交錯。

 NY株式市場はダウ平均が100ドル超高と持ち直して始まったが、ほどなく下げに転じる。取引後半にはトランプ米大統領が中国に対する関税と投資制限を望んでいることが報じられ、米株が一段安となった。ドル円は米CPI発表時には107.29レベルまで買われたが、その後は売りに押されて106円台前半に押し戻されている。東京市場でも106.38レベルまで下落、上値が重い。

 このような値動きを背景にこの後の海外市場をむかえる。経済指標は、米小売売上高(2月)と米生産者物価指数(2月)が注目される。物価に関しては、より注目度の高い消費者物価指数がすでに発表されており、二番煎じの感もあるが、前月比の伸び鈍化と、前年比の伸び加速とCPIと同様の傾向が示される見込み。2月の小売売上高は予想の信頼度が低めの指標となっており、結果次第の面がある。

 昨日の一連のトランプ米大統領関連の報道からは、米国ファーストの通商や外交姿勢がより一層強化されることが予想されており、その面からは為替市場は円高に振れやすい状況となっているようだ。

 欧州・ロンドン時間にはECB当局者の講演予定が多い。ドラギECB総裁、プラートECB理事、コンスタンシオECB副総裁、ビルロワドガロー仏中銀総裁などがフランクフルトでの会合で討論会に出席する。昨日はレーン理事からユーロ相場の水準に関する発言があり、一時ユーロ買いにつながっていたが、きょうはどうか。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

最終更新:3月14日(水)15時55分

KlugFXニュース

 

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