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後場に注目すべき3つのポイント~ハイテクは押し目拾いのスタンス

3月14日(水)12時32分配信 フィスコ

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現在値
協和日成 878 ---
ヤクルト 7,180 -110
ヴィンクス 1,110 -37
アルファク 1,551 -37
安川電 4,015 -55
14日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・日経平均は大幅反落、ハイテクは押し目拾いのスタンス
・ドル・円は上げ渋り、日本株安で円売り後退
・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035>


■日経平均は大幅反落、ハイテクは押し目拾いのスタンス

日経平均は大幅反落。227.30円安の21740.80円(出来高概算5億1000万株)で前場の取引を終えた。13日のNY市場は、原油相場の下げが引き続き嫌気されたほか、ハイテク株に利益確定の売りが広がり、NYダウ、ナスダックともに下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪比205円安の21595円となるなか、売り先行の展開となった。売り一巡後は下げ渋る場面もみられたが、指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>のほか、東エレク<8035>など値がさハイテク株が弱く、日経平均の重しとなっている。

東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1300を超えており、全体の6割を占めている。セクターではその他製品、小売、パルプ紙、鉱業、金属製品が軟調。一方で、鉄鋼、倉庫運輸、水産農林、電力ガスが小じっかり。売買代金上位ではソニー<6758>、ヤクルト<2267>、キーエンス<6861>、安川電<6506>、ヴィンクス<3784>がしっかり。

日経平均は前日の安値圏でのこう着が続いているが、25日線が支持線として意識されており、売り込みづらい状況ではある。とはいえ、森友スキャンダルを背景として国内政治リスクへの警戒から積極的に上値を追う流れにもならないだろう。米トランプ政権による保護主義政策への影響等も見極めたいところであり、薄商いの中を先物主導のインデックス売買に振らされやすい状況が続きそうだ。

スタンスとしては25日線レベルでの押し目拾いのスタンス。ハイテク株は中国の動向次第で荒れる可能性もあるが、成長業種として関心は高いだろう。その他は中小型株を中心に業績や配当等を手掛かりとした物色になりそうだ。

(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■ドル・円は上げ渋り、日本株安で円売り後退

14日午前の東京市場でドル・円は上げ渋り。日経平均株価の軟調地合いで円売りが後退し、ドルは朝方付けた安値圏に値を下げた。

ドル・円は、国内勢による買いが先行し、朝方は一時106円70銭まで上昇した。ただ、日経平均が前日比200円超安の軟調地合いとなり、リスク選好的な円売りは後退。ドルは株安を受け下げに転じている。

ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いで、目先の日本株安継続が警戒される。それを受けやや円買いに振れており、ドルは下げやすいもよう。一方、ユーロ・ドルの堅調地合いの影響でドルが下押しされる可能性もあろう。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円40銭から106円70銭、ユーロ・円は131円87銭から132円25銭、ユーロ・ドルは1.2389ドルから1.2412ドルで推移した。

(為替・債券アナリスト 吉池威)


■後場のチェック銘柄

・協和日成<1981>やアルファクス<3814>など5銘柄がストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます

・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035>


■経済指標・要人発言

・日銀金融政策決定会合・議事要旨(1月開催分)
「企業の賃金・価格設定スタンスがなお慎重なものにとどまっている点は注意深く点検の必要」
「2%の物価安定目標に向けたモメンタムは維持されている」(以上、大方の委員)
「米欧で金融正常化に向かうなか、日銀の政策運営に従来より敏感」(多くの委員)


☆後場の注目スケジュール☆

<国内>
特になし

<海外>
・16:00 独・2月消費者物価指数改定値(前年比予想:+1.4%、速報値:+1.4%)

《DM》
株式会社フィスコ

最終更新:3月14日(水)12時37分

フィスコ

 

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