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前日に「買われた株!」総ザライ (2) ―本日につながる期待株は?―

3月14日(水)5時30分配信 株探ニュース

テクポイント <日足> 「株探」多機能チャートより
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テクポイント <日足> 「株探」多機能チャートより
現在値
Monot 6,310 -130
東洋紡 1,890 +10
フィックス 1,626 -9
弁護士DC 4,555 +190
テックP 1,193 +35
■テクポイント <6697>  2,233円 (+134円、+6.4%)

 テックポイント・インク <6697> [東証M]が大幅続伸。同社は半導体のファブレスメーカーで米シリコンバレーに本拠を置く。昨年JDR(日本預託証券)でマザーズに上場した。世界的な半導体需要の拡大を背景に収益環境に吹くフォローの風は強く、新製品開発負担で18年12月期は減益見通しながら、来期は大幅増益転換が見込まれている。監視カメラ向けや車載向け半導体で強みを持っており、特にアナログケーブルを用いて高精細HD画像を安価で送受信する技術に引き合いが旺盛だ。

■日本電子 <6951>  990円 (+59円、+6.3%)

 日本電子 <6951> が続急伸し、昨年来高値を更新。株価は2003年11月以来、約14年4ヵ月ぶりの高値圏に浮上した。化学工業日報が13日付で「理科学・計測機器の保守・メンテナンスに加え、1台数億円クラスのハイエンド機器による受託分析サービスを本格的に開始する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「名古屋大学発のベンチャー企業と共同でクライオ電子顕微鏡を用いたたんぱく質の受託分析事業を立ち上げた。また、インターネットを介した高磁場NMR(核磁気共鳴)装置の時間貸しサービスを始めた」という。ソリューション事業の業容拡大による業績への寄与に期待する買いが向かった。

■カプコン <9697>  4,795円 (+275円、+6.1%)

 カプコン <9697> が3日ぶり急反発し、昨年来高値を更新した。SMBC日興証券が12日付で、投資評価を「2」から「1」とし、目標株価を3350円から5700円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同証券では、1月26日に発売された「モンスターハンター:ワールド」(モンハン:ワールド)が世界的に大ヒットしており、「モンハン」のグローバルブランド化で、19年3月期以降の利益水準が切り上がると判断。19年3月期営業利益は市場コンセンサスの167億円に対して223億円(従来予想174億円)と予想しているほか、20年3月期を同190億円から259億円へ上方修正している。

■Fスターズ <3687>  9,940円 (+500円、+5.3%)

 フィックスターズ <3687> が3日ぶり急反発。同社は金融機関向けなどを中心に顧客のシステムを高速化させるソフトを開発しているが、世界初の量子コンピューター 商用化に成功したカナダのDウェーブ社と提携しており、同分野での成長期待が大きい。経済産業省は次世代の計算技術を使って製薬や金融、物流分野で活躍できる人材育成に乗り出す方針にあり、世界的に開発競争が先鋭化している量子コンピューターでは次世代計算機のソフト開発に取り組む人材の確保が急務となるなか、18年度からこれを支援する方向にある。同社は3月末の株主を対象に1対5株の株式分割を実施するため、足もと権利取り狙いの買いが上げ足を助長する可能性がある。

■東洋紡 <3101>  2,192円 (+96円、+4.6%)

 東洋紡 <3101> が大幅に3日続伸。岩井コスモ証券が12日付で、投資判断を新規に「A」、目標株価2540円としたことが好材料視されたようだ。同証券によると、現在の株価は後発ながらもシェアが急拡大している液晶偏光板保護フィルム「コスモシャインSRF」の成長性を十分に織り込んでいるとはいえず、上値余地が大きいと判断したという。また業績については、2月以降の円高進行などが利益圧迫要因になり得るとして、18年3月期営業利益は会社計画の250億円を下回る243億円と予想。ただし、転嫁値上げの進展やコスモシャインSRFの拡販で、19年3月期は11%増の270億円を予想している。

■弁護士COM <6027>  2,091円 (+80円、+4.0%)

 弁護士ドットコム <6027> [東証M]が5日ぶり大幅反発。同社は12日、自社運営する法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」の有料会員数が13万人を突破したと発表。「弁護士ドットコム」は2009年12月に有料会員サービスを開始して以降、順調に増加しており、この1年で1.3倍に拡大。会社側では増加の要因として、月間サイト訪問者数が17年8月に1050万人を超えるなど順調に増加していることや、有料会員に登録することでモバイル端末上で閲覧できる「みんなの法律相談」の相談件数が63万件となり、ユーザーの多様な相談ニーズに対応する回答が拡大し続けていることなどを挙げている。

■モノタロウ <3064>  3,510円 (+115円、+3.4%)

 工場用間接資材のネット通販を運営するMonotaRO <3064> が大幅続伸。12日、2月の売上高が前年同月比21.5%増の76.9億円だったと発表しており、これを好感する買いが向かったようだ。前期は12ヵ月連続で前年同月比20%以上の増収を達成、今期に入ってからもその勢いは変わらず20%プラスを続けている。今18年12月期の売上高は前期比23.9%増の1094億円、経常利益は同19.7%増の141億円と17期連続増収、9期連続増益を計画する。

■東京精密 <7729>  4,660円 (+140円、+3.1%)

 東京精密 <7729> が4日続伸。13日付の日本経済新聞で「2019年3月期は、連結営業利益が今期予想比6%増の180億円程度になりそうだ」と報じられており、連続最高益更新観測を好材料視した買いが入ったようだ。記事によると、主力の半導体製造装置の好調が持続し、自動車向けの計測器の販売増加も利益を押し上げるという。なお、18年3月期営業利益は前期比24.5%増の170億円と17年ぶりの最高益更新を見込んでいる。

■タカラトミー <7867>  1,149円 (+33円、+3.0%)

 タカラトミー <7867> が4日続伸。玩具老舗で「トミカ」や「ベイブレード」が好調で18年3月期は本業のもうけを示す営業利益が前期比約5割増の115億円を見込んでいる。第3四半期時点で営業利益は前期比33%増の137億1400万円と大幅な伸びを示し通期見通しを超過した。10-12月期だけでみると前年同期比で減益だったことが嫌気され、2月初旬から中旬にかけ大きく売られた経緯がある。しかし、「需給先行の要素が強く売られ過ぎ」とみる市場関係者も多い。19年3月期も「新幹線変形ロボ『シンカリオン』など収益貢献期待の大きい製品があり増益基調が続く」(国内中堅証券)との見方が出ている。

■東エレク <8035>  22,710円 (+505円、+2.3%)

 東京エレクトロン <8035> 、SCREENホールディングス <7735> 、アドバンテスト <6857> など半導体製造装置関連株が全般軟調相場のなかで頑強な値動きをみせた。米国株市場ではここ半導体関連株が好調な業績を拠りどころに買い直されており、12日までフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は7連騰で新高値圏を走っている。12日はアナリストが評価を引き上げたマイクロン・テクノロジーが大幅高に買われるなど、注目が高まった。そうしたなか東京市場では米国と比較して半導体セクターの相対的な出遅れが目立っており、水準訂正狙いの買いが活発化した。

■ラクス <3923>  3,370円 (+55円、+1.7%)

 ラクス <3923> [東証M]が3日ぶりに反発。12日の取引終了後に発表した2月度の月次売上高(単体)が、5億7400万円となり、前年同月比26.8%増と高成長が続いていることが好材料視されたようだ。成長牽引役の「楽楽精算」が同65.3%増と引き続き好調に推移し、楽楽精算のストック売上高の増加額が過去最高を大きく更新したという。また、請求書などの帳票を電子化し、請求書発行業務を効率化する「楽楽明細」も受注が好調に推移しているという。

■岡村製 <7994>  1,477円 (+21円、+1.4%)

 岡村製作所 <7994> が反発。同社は、18年3月期通期の連結業績を売上高2430億円(前期比2.6%増)、経常利益132億円(同3.4%増)と見込んでいる。さらに、19年3月期以降は首都圏を中心に、オフィスビルの竣工ラッシュに伴う床面積の供給増加が想定されている。これがオフィス家具需要の拡大を後押しすることで業績向上が予想される。また、同社は4月1日から社名を「オカムラ」に変更する。社名変更の理由については、2015年に創業70周年を迎え、社名とブランドを統一することで、トータルソリューション企業への変革とグローバル化に向けて企業価値をさらに高めていくとしている。

■ラクオリア <4579>  2,015円 (+26円、+1.3%)

 ラクオリア創薬 <4579> [JQG]が反発。12日の取引終了後、旭化成ファーマ(東京都千代田区)との新規疼痛治療薬の創出を目指した共同研究に関して、マイルストン達成に伴う一時金の受領が確定したと発表しており、これを好感した買いが入った。同社は16年3月に旭化成ファーマと共同研究契約を締結し、新規疼痛治療薬の創出を目指して創薬研究を推進してきたが、共同研究成果が最終段階の水準に達したと認定されたことから、マイルストン達成に伴う一時金を受領するという。なお、同件は18年12月期業績予想に織り込み済みとしている。

※13日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース(minkabu PRESS)

最終更新:3月14日(水)5時33分

株探ニュース

 

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