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前日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―

3月14日(水)5時20分配信 株探ニュース

ライクKN <日足> 「株探」多機能チャートより
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ライクKN <日足> 「株探」多機能チャートより
現在値
バリューC 1,980 -50
Bガレージ 2,015 +49
モブキャス 570 +48
RSC 999 +5
東京製綱 1,433 +26
■ライクKN <6065>  2,363円 (+400円、+20.4%) ストップ高

 東証1部の上昇率トップ。ライクキッズネクスト <6065> がストップ高。12日に決算を発表。18年4月期第3四半期累計(17年5月-18年1月)の連結経常利益が前年同期比3.1倍の11.7億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。認可保育園の新規開設や補助金収入の増加などで、公的保育事業の収益が拡大したことが寄与。適正価格での契約更改が奏功し、受託保育事業の採算が大幅に改善したことも増益に貢献した。通期計画の13億円に対する進捗率は90.7%に達しており、業績上振れが期待される。同時に、3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上や投資家層の拡大を期待する買いも向かった。

■日本フォーム <7869>  610円 (+100円、+19.6%) ストップ高

 日本フォームサービス <7869> [JQ]が4日連続のストップ高。同社は収納ラック製造メーカーで液晶モニターのアーム関連製品なども手掛ける。12日に米グリーン・レボリューション・クーリング(GRC社)と3月6日に業務提携契約を結んだことを発表した。GRC社が展開するデータセンターなどでサーバーを冷却する液浸冷却装置の販売を始める見通しで、これによる業容拡大期待が投機資金流入を誘った。

■Bガレージ <3180>  2,660円 (+365円、+15.9%)

 東証1部の上昇率2位。ビューティガレージ <3180> が続急騰し、上場来高値を約3ヵ月ぶりに更新した。同社は12日昼に決算を発表。18年4月期第3四半期累計(17年5月-18年1月)の連結経常利益が前年同期比9.4%増の3.7億円に伸びて着地したことを好材料視する買いが続いた。同社は美容業界最大級の卸サイト「BEAUTY GARAGE Online Shop」の運営を主力としている。5-1月期は理美容化粧品やエステ化粧品、ネイル・まつ毛材料など化粧品・材料カテゴリーの販売が大きく伸びた。また、店舗設計事業でチェーン店本部や大型店舗からの受注が増加したことも収益を押し上げた。上期時点では7%減益だっただけに、増益に転じたことを好感する買いが向かった。

■RSC <4664>  1,399円 (+149円、+11.9%)

 アール・エス・シー <4664> [JQ]が急反騰。警備や清掃などビルの総合管理業務と人材派遣業務を手掛けており、業績は低迷していたが、今期は営業損益段階で6000万円の黒字転換を見込んでいる。セコム <9735> との業務提携による企業価値向上に対する思惑から株価は変貌を遂げており、2月2日に1600円の高値まで急騰した後に調整を入れたものの、1000円近辺でトレンドを転換、以降は25日移動平均線をサポートラインに次第に水準を切り上げている。今月8日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上)が解除されており、その分値動きが軽くなっている。

■東京製綱 <5981>  2,406円 (+230円、+10.6%)

 東証1部の上昇率6位。東京製綱 <5981> が4連騰。橋梁や超高層エレベーターなどに使われる鋼索のトップメーカー。炭素繊維複合材ケーブル(CFCC)など高機能品が収益に貢献している。18年3月期は営業利益段階で前期比横ばいを見込むが、19年3月期は2ケタ伸長が有力視される。国内機関投資家の注目度も高い。今月に入り、大和証券投資信託委託が同社の保有株式を7.8%から9.02%に増やしたことが開示されており、株式需給面からも上値思惑が浮上している。

■ピクセラ <6731>  167円 (+15円、+9.9%)

 ピクセラ <6731> [東証2]が急騰。同社は13日、デジタルコンテンツの総合事業を展開するテクノブラッド(東京都台東区)と共同で、国内600店舗のインターネットカフェに設置されたVR(仮想現実)コンテンツプラットフォーム「バーチャルゲート」で、VR視聴アプリ「パノミル」を展開すると発表。今回の展開は、「ロケーションベースによるパノミル体験環境の提供」や「パノミルの認知度アップ」、「新規ユーザーの獲得」が主な目的。導入される600店舗規模で配信の実現可能性調査を行い、今後のコンテンツおよびプラットフォーム利用に対する課金や配信規模拡大に備え、国内1800店舗、韓国1万店舗への導入を目指すとしている。

■モブキャス <3664>  747円 (+57円、+8.3%)

 モブキャスト <3664> [東証M]が大幅続伸。13日、人気テレビアニメ「幽☆遊☆白書」を題材としたスマートフォン向け新作ゲームの海外配信権利を獲得したと発表しており、業績への貢献を期待した買いが入った。同権利は、フジクリエイティブコーポレーション(東京都江東区)から著作物テレビアニメーション「幽☆遊☆白書」を利用してゲームを制作し、中国や香港、マカオ、韓国および東南アジア地域で配信するというもの。中国の大手ゲーム開発会社キングネットと共同で開発を進め、リリース時期や詳細などは、決まり次第発表するとしている。

■シルバライフ <9262>  5,960円 (+400円、+7.2%)

 シルバーライフ <9262> [東証M]が3連騰。12日、同社が4月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料視された。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。同時に発表した18年7月期上期(17年8月-18年1月)の経常利益(非連結)は2.9億円(前年同期は非開示)となり、通期計画の5.9億円に対する進捗率は49.7%となった。

■Vコマース <2491>  1,436円 (+95円、+7.1%)

 バリューコマース <2491> が3連騰し、昨年来高値を更新した。同社は13日、自社運営するアフィリエイト(成果報酬広告)プログラムで、クリックや注文がどのブラウザーやアプリ経由で発生したのかを把握できる「ブラウザー・アプリ別レポート」の提供を開始したことを明らかにした。「ブラウザー・アプリ別レポート」は、広告をクリックしたブラウザーやアプリと、商品を注文したブラウザーやアプリがわかるレポートを、広告主とメディアに提供するもの。このレポートを活用することで、ユーザーの導線を正しく把握することができ、効果的な出稿先を選定することが可能になる。

■そーせい <4565>  10,050円 (+660円、+7.0%)

 そーせいグループ <4565> [東証M]、イナリサーチ <2176> [JQ]などバイオ関連株が買われた。東証1部の主力株が上昇一服となるなか、為替や海外株市場の影響を受けにくいバイオセクターは個人投資家中心の買いのターゲットとなった。バイオ関連は3月初旬に追い証回避の投げが出て大きく水準を切り下げるものが相次いだが、目先の底を入れた3月5日を境に売り圧力が低減し、短期資金により買い直す動きが顕在化している。

■キタムラ <2719>  947円 (+62円、+7.0%)

 写真専門チェーン最大手のキタムラ <2719> [東証2]が続急伸し、連日で昨年来高値を更新した。株主優待の権利確定日を今月27日に控え、優待取りを狙う買いが入ったようだ。優待品はキタムラ各店舗で利用可能な優待券(保有株数に応じて1000円~1万円)とスタジオマリオの特別優待券。業績面では市場縮小を背景に、17年3月期の経常損益は10.6億円の赤字と上場以来初の赤字に転落したが、18年3月期は18億円の黒字とV字回復を見込む。不採算店舗の閉店や販管費の削減といった事業構造改革を進め、4-12月期時点の同利益は前年同期比4.6倍の40億円に回復した。通期計画をすでに2.2倍も上回っており、業績上振れが確実視される状況にある。

■くら <2695>  7,100円 (+440円、+6.6%)

 くらコーポレーション <2695> が5日ぶり急反発。13日、くら寿司初の“洋食メニュー”として、新感覚イタリアン「カルボナーラ スパらッティ」と「イタリアンチーズハンバーグ」を16日に全国のくら寿司で販売開始すると発表しており、これを好感した買いが入った。「カルボナーラ スパらッティ」は、北海道産生クリームをベースに、ゴーダチーズ、パルメザンチーズ、マスカルポーネチーズの計3種のチーズを使用し、これにくら寿司こだわりの“7種の魚介出汁”を合わせることで、本格イタリアンの味わいと和のテイストを合わせた新感覚イタリアン。一方、「イタリアンチーズハンバーグ」は、ハンバーグの中にチェダーチーズ、ゴーダチーズ、モッツァレラチーズ、ゴルゴンゾーラチーズ、カマンベールチーズの5種類を贅沢に使用しているのが特徴という。このほか、「チョコとマスカルポーネのパフェ」も同時発売するとしており、洋食メニューで他社との差別化を加速する方針のようだ。

■フォーカス <4662>  1,023円 (+62円、+6.5%)

 フォーカスシステムズ <4662> が3日ぶり急反発で4ケタ大台乗せ。独立系のシステム開発会社で、官公庁向けサイバーセキュリティー関連製品の大型受注を確保、民間企業ではソフトバンクグループ <9984> などから受注実績を重ね収益に反映している。18年3月期は売上高を従来予想の184億円から192億円(前期比7.6%増)へ、営業利益を8億5000万円から10億1000万円(同35.9%増)へ上方修正するなど業績は絶好調。人工知能(AI)分野への展開にも厚く、FRONTEO <2158> [東証M]と共同で医療事業へのAI活用に向けた研究などを行っており注目度が高い。

■イノテック <9880>  1,373円 (+83円、+6.4%)

 イノテック <9880> が続急伸し、昨年来高値を更新。13日付の日本経済新聞で「2019年3月期の連結営業利益は、今期予想比7割増の18億円程度になる見通しだ」と報じられており、2期連続の営業増益観測を好材料視した買いが入ったようだ。記事によると、半導体の需要が引き続き拡大し、利幅の厚い半導体検査装置が伸びるほか、半導体や電子部品の仕入れ販売も好調を維持するという。なお、18年3月期業績は、営業利益10億5000万円(前期比5.0%増)を見込んでいる。

※13日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース(minkabu PRESS)

最終更新:3月14日(水)5時33分

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