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【これからの見通し】ドル買い継続するか、ポンドは賃金動向に注目

2月21日(水)15時55分配信 KlugFXニュース

【これからの見通し】ドル買い継続するか、ポンドは賃金動向に注目

 昨日のNY市場は三連休明けの動向が注目された。為替市場はドル高が進行。米10年債利回りは早い時間帯に上昇後、米株の大幅安を受けて上げ渋ったが、連休前よりは高利回り水準を維持していた。米株の下落については、ウォルマートが決算を受けて大幅安となったことをきっかけに、ターゲットなどその他小売株にも売りが波及した面が強かったようだ。きょうも米債利回り動向をにらんで、先週末以降のドル買いが継続するかどうかが注目される。

 ドル円は先週の下落のきっかけとなった107.32レベルの下抜けは解消しており、現在は107円台後半に位置している。まずは108円台を回復するかどうか。ユーロドルは1.23台のサポート、ポンドドルは1.39台前半でのサポートがどうか。

 今日は比較的注目材料が多い。ロンドン市場では、英失業率(1月)、英ILO失業率(10-12月)、英公共部門ネット負債(1月)などが発表される。注目はILO失業率とともに発表される週平均賃金の動向となろう。前回は上振れがポンド買いを誘った経緯がある。英中銀の次回の利上げについての思惑にもつながりそうだ。カーニー英中銀総裁、ブロードベント英中銀副総裁など英金融当局者らによるインフレ報告に関する証言も予定されており、ポンド相場は材料が多い。昨日はEU離脱関連の報道に相場が反応する場面もあった。

 欧州では、ドイツとユーロ圏の製造業および非製造業PMI(2月) が発表される。南アの消費者物価指数(1月)も予定されている。ドイツではSPDの党員投票が始まっており、3月2日に締め切られる。最新の世論調査で極右政党の支持率がSPDを上回ったと報じられるなかで、安定政権が樹立できるのか結果が待たれる。ただ、きょうは材料の多いポンドに主役を奪われそうだ。

 米国では、ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁の講演に続いて、米中古住宅販売件数(1月)が発表される。その後、米2年物変動利付債入札(150億ドル)、米5年債入札(350億ドル)が実施される。NY市場終盤にかけて、米FOMC議事録(1月30日、31日開催分)が公表される。為替市場は、米債利回り動向と米株動向の両にらみとなりそうだ。 

minkabu PRESS編集部 松木秀明

最終更新:2月21日(水)15時55分

KlugFXニュース

 

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