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東京為替見通し=ドル円、米国債償還・利払いの円転で軟調推移か

2月15日(木)8時00分配信 トレーダーズ・ウェブ

 NY為替市場のドル円は106.72円まで下落した。ユーロドルは1.2465ドル、ポンドドルは1.4017ドルまで上昇した。米1月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.5%、コアも+0.3%と1年ぶりの大幅な伸びとなった。米10年債利回りは2.9%台に上昇した。

 本日の東京市場のドル円は、本邦機関投資家による米国債償還・利払いの円転で軟調推移が予想される。
 本日15日に償還される米国債、利払いを見越したドル売り・円買いは、昨日までのドル売りの中にも紛れていたと思われるが、本日の仲値から明日の仲値にかけて本格化することで、ドル円の上値は限定的と予想される。ドル円の攻防の分岐点は、日銀短観12月調査の大企業・製造業の2017年度の想定為替レート110.18円、下期の想定為替レート109.66円となっている。現状のドル円相場は、大幅に下回っていることで、3月期末決算に向けた輸出製造業からのドル売り圧力が強まることが予想されるため、ドル円の上値は重い展開、下値を模索する相場展開が予想される。
 ドル円の下値のテクニカル面からのめどは、2016年の安値99.02円から2017年の高値118.66円までの61.8%押しとなる106.52円、心理的な節目として105.00円が挙げられる。
 また、トランプ米政権が保護貿易主義に軸足を置き、ドル安誘導政策を打ち出す可能性が警戒されていること、対米貿易黒字は貿易上の同盟国ではない、と日本や韓国を念頭に置いた発言をしていることも、ドル円の下値リスクを高めている。
 ドル売りオーダーは、現時点では108.00円、108.50円、109.00円、109.20-50円、ドル買いオーダーは、106.50円に観測されている。
 ユーロドルは、ドルが全面安の展開の中でドラギECB総裁がユーロ高への警戒感を示した1.2500ドル水準へ近づいており、1月25日高値1.2537ドル、2月1日高値1.2522ドルに続く、トリプルトップを形成するのか、それとも上伸していくのかを見極めることになる。
山下

最終更新:2月15日(木)8時00分

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