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【これからの見通し】ドル円の動きに警戒感高まる、米CPIと小売売上高にらみ

2月14日(水)15時55分配信 KlugFXニュース

【これからの見通し】ドル円の動きに警戒感高まる、米CPIと小売売上高にらみ

 ドル円は一時106.84レベルと、2016年11月14日以来のドル安・円高相場となった。クロス円でも円買いが優勢。全般にドル安傾向を示すなかでドル円の下げがきつくなっている。ドル円の動向に市場の警戒感が高まっている。

 きょうのNY市場では米消費者物価指数と米小売売上高という注目度の高い経済指標が発表される。直近の米雇用統計は好調な内容だった。特に週平均賃金の伸びが前年比+2.9%に跳ね上がったことで、市場ではドル買いに反応した経緯があった。一方、きょうの1月米消費者物価指数では前年比が前回の+2.1%から+1.9%程度に鈍化する見込み。コアは前年比+1.8%から+1.7%に伸び悩む見込みとなっている。いずれもドル安の圧力として注意が必要に。ただ、結果次第の面は強く、予想を上振れるようだとドル売りも一服か。

 1月米小売売上高は前月比+0.2%と前回の+0.4%から伸びは鈍る見込み。ただし、この指標については5ヶ月連続の上昇といったポジティブ面が前面に押し出される可能性もあり、マイナスなど予想外に弱い結果でなければ、趨勢としての堅調さが安心感を生みそうだ。

 それに先立つ欧州・ロンドン時間には、ドイツGDP・速報値(第4四半期)、ドイツ消費者物価指数・確報値(1月)、ユーロ圏GDP・改定値(第4四半期)、ユーロ圏鉱工業生産(12月)などが発表される。きょうは主要な英経済指標発表は予定されていない。また、ECB当局者らの講演やイベント参加が相次ぐ。バイトマン独連銀総裁、メルシュECB理事の発言機会が予定されている。

 ただ、米経済指標発表待ちのムードが広がることが予想される。それまでは、ドル円相場の戻り具合をにらんで神経質な相場展開となりそうだ。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

最終更新:2月14日(水)15時55分

KlugFXニュース

 

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