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廣済堂(7868)、株主優待の変更と復配を発表!図書カードの株主優待に「1年以上の継続保有」が必須となるも、年間配当金が無配⇒3円で株価は上昇!

2月14日(水)2時20分配信 ダイヤモンド・ザイ

廣済堂は印刷、IT、人材紹介を手掛ける。グループ会社で出版や葬送など多岐に渡るビジネスを展開。
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廣済堂は印刷、IT、人材紹介を手掛ける。グループ会社で出版や葬送など多岐に渡るビジネスを展開。
 株式会社廣済堂が、2018年3月期からの株主優待制度の一部変更を2018年2月8日に発表した。

 廣済堂の株主優待は、従来「100株以上を保有する株主に、保有株数に応じて『図書カード』を贈呈」というもの。

 今後も図書カードの株主優待が実施される点は変わりないが、2018年3月末からは、株主優待の権利を獲得する条件として「1年以上の継続保有」が付け加えられる。つまり、継続保有期間が1年未満の株主は、株主優待の対象外になってしまう。

 この株主優待の変更は、2018年3月31日時点の株主名簿に記載または記録された株主より適用される。

 なお、廣済堂は株主優待の変更と同時に、2018年3月期の業績下方修正と、配当予想の修正を開示。配当に関しては、前期無配で2018年3月期も未定としてきたが、今回の発表で復配し、年間配当金が3円となることが判明した。

廣済堂の株主優待制度の変更前と変更後は?

 (変更前)

  基準日
  保有株式数
  株主優待内容
  3月末
  100株以上
500株未満
  図書カード500円分
  500株以上
1000株未満
  図書カード2000円分
  1000株以上
  図書カード3000円分

 (変更後)

  基準日
  保有株式数
  保有期間
  株主優待内容
  3月末
  100株以上
500株未満
  1年以上
  図書カード500円分
  500株以上
1000株未満
  1年以上
  図書カード2000円分
  1000株以上
  1年以上
  図書カード3000円分

 廣済堂の2018年2月13日時点の株価(終値)は502円なので、株主優待利回りを計算すると、以下のようになる(※変更前後で株主優待利回りは変わらず)。

  【変更後】
 (100株を1年以上保有の場合)
 投資金額:100株×502円=5万200円
 優待品:500円分
 株主優待利回り=500円÷5万200円×100=0.99%

 (500株を1年以上保有の場合)
 投資金額:500株×502円=25万1000円
 優待品:2000円分
 株主優待利回り=2000円÷25万1000円×100=0.79%

 (1000株を1年以上保有の場合)
 投資金額:1000株×502円=50万2000円
 優待品:3000円分
 株主優待利回り=3000円÷50万2000円×100=0.59%

 廣済堂の株主優待は図書カードだが、今回の変更で株主優待の権利獲得に「継続保有期間1年以上」という条件が追加された。これによって、従来のように好きなタイミングで買って、短期間の保有で株主優待の図書カードをもらうことは不可能になり、かつ、長期保有したからといって株主優待でもらえる図書カードの額面が増えるわけでもないため、今回の変更は改悪と言えるだろう。また、廣済堂は同時に業績も下方修正している。ただ、同時に復配(無配⇒3円)も発表したことが影響してか、今回の発表の翌営業日(2018年2月9日)には株価が急騰する形となった。

 なお、廣済堂は1949年に印刷業でスタート。現在は廣済堂出版、廣済堂あかつき株式会社、東京博善株式会社などをグループ会社に擁し、大きく分けて印刷、出版、IT、人材、葬送の5つのビジネスを柱とする。2018年2月8日に発表された下方修正を反映した2018年3月期の連結業績予想は、すべて前期比で、売上高は4.0%増、営業利益は21.9%減、経常利益は15.3%減。

 ■廣済堂

 業種
 コード
 市場
 権利確定月
 その他製品
 7868
 東証1部
 3月末
 株価(終値)
 単元株数
 最低投資金額
 配当利回り
 502円
 100株
 5万200円
 0.60%
 【廣済堂の最新の株価・株主優待の詳細はこちら! 】

 ※株価などのデータは2018年2月13日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。
ザイ・オンライン編集部

最終更新:2月14日(水)2時20分

ダイヤモンド・ザイ

 

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