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株式明日の戦略-連日の失速でセンチメントは悪化、半導体株は希望の光となるか

2月14日(水)22時05分配信 トレーダーズ・ウェブ

 14日の日経平均は3日続落。前場は買い先行も円高進行を嫌気して下げに転じた。為替市場では、ドル円が106円台に突入するまで円高が進んだことから、後場は荒れ相場。一段安スタートから下げ拡大で21000円を割り込むものの、切り返して急速に値を戻し、プラス圏まで浮上。しかし戻り売りに押されて再び下げ幅を広げ、引けにかけては軟調に推移した。東証1部の売買代金は概算で3.4兆円。業種別では、空運や石油・石炭、医薬品などが上昇した一方、輸送用機器、海運、非鉄金属などが下落した。3Q決算が好感されたハーバー研究所がストップ高。反面、今期の減益見通しが嫌気されたマブチモーターが後場に大きく値を崩した。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり432/値下がり1581と売りが優勢。円高警戒から調整ムードが一段と強まる中、東京エレクトロンは4%超の大幅高となり、市場の注目を大きく集めた。決算を発表した有機EL関連に大きな動きが見られたが、上方修正と増配を発表したVテクノロジーが急伸した一方、3Q大幅増益も通期見通しは据え置いた平田機工は急落と、株価の反応は明暗分かれた。ほか、動きのあったところでは、証券会社が投資判断を引き上げたスクリーンや、上方修正を発表したリミックスポイントが大幅高。一方、ワタミやトリドールが決算を受けて大きく売られており、今期大幅減益計画のビリングシステムはストップ安まで売られた。

 米国株を中心に他市場が落ち着きつつある中で、日本株は一段安。きょうはアジア株が堅調に推移する中で、日経平均は後場にパニック的な動きとなり、一時21000円を割り込んだ。連日で3桁上昇となる場面がありながら下げに転じており、センチメントは非常に悪い。ドル円は昨年9月の安値を下回っており、一段の円高が警戒される局面。これだけの動きを見せられては、いったんは大きく円安に切り返してくれないと、日本株の上昇は期待しづらい。しかし、ドル高が急速に進めば、米国株の上値を抑える要因になるであろうから、これはこれで世界市場の不透明感を高める材料となる。日本株だけ方向性が他市場と異なっており、これが解消されるまでは、不安定な地合いが続くだろう。そのような中、際立って強い動きを見せたのが東京エレクトロン。3Q業績も悪くはなかったが、期待値が高かった分、決算を受けた1月31日は強い売り反応となり、その後も下値模索が続いていた。半導体株の代表格であるだけに、同社が調整一巡から切り返してくれば、周辺銘柄にも好影響が見込まれる。過去にも全体市場が円高に上値を抑えられる中、半導体株が米国株との連動性を強めてしっかりした動きを見せる場面があった。悲観ムードが支配的となる中、半導体株が希望の光となれるかに注目したい。

最終更新:2月14日(水)22時05分

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